レース展望・予想
■2021年06月08日
首位奪回なるかモンサンフィエール「麦秋特別」(水沢競馬)

8日(火)水沢競馬メイン第12レースは「麦秋特別」(A級二組、水沢競馬場1600メートル)。

◎10 モンサンフィエール(牡6、板垣吉則厩舎)は昨年11月、南関東B2から転入。年をまたいであっさり4連勝を飾り、重賞・赤松杯へ挑戦。岩手トップ相手に、果敢に逃げてコンマ8秒差4着と健闘しました。前走はスカイサーベルにゴール寸前で交わされて2着に敗れましたが、わずかハナ差。評価ダウンにはなりません。今回も活きのいいメンバーがそろいましたが、水沢1600メートルは6戦4勝、2着1回と自信の条件。乗り込みも万全で首位奪回に燃えています。

○1 グランヴァニーユ(牝5、橘友和厩舎)は今季始動を5月まで遅らせましたが、久々を問題にせずに快勝。幸先のいいスタートを切りました。相手は強化されましたが、ひと叩きされて上昇確実ですし、レースキャリアが浅く伸びしろも十分。ここも突破し、再び重賞へ殴り込みをかけたいところでしょう。

▲4 レールガン(牡4、鈴木七郎厩舎)は南関東からの里帰り戦で2着。後方待機策から直線猛追しましたが、惜しくもハナ差で敗れました。さすが東北優駿3着、不来方賞4着など昨年の岩手クラシック戦線をにぎわした実力馬。多少でもペースが速くなれば一気突き抜けるシーンまで考えられます。

△6 ニシノゲンキマル(牡10、千葉幸喜厩舎)は今年10歳ですが、元気一杯。一戦ごとに着順を上げて前走が1着。健在を誇示し、上位の一角を形成します。

△9 センティグレード(牡10、千葉幸喜厩舎)は実戦を使われながら良化傾向。水沢巧者の一発が不気味です。

△11 ラフレシアオジョー(牝5、小西重征厩舎)も時に大駆けがあるだけに警戒が必要です。

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馬単 10→6 (ボックス) 10・1・4(7点)
3連単(フォーメーション) 10・1・4→10・1・4→10・1・4・6・9(18点)

(文/松尾康司)

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