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25日(金)の園田競馬メイン第10レースに「半夏生『明石だこ』特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎6 ディアタイザン(牡4、碇清次郎厩舎)が3連勝でオープン入りを狙う。前走はA2昇級戦でオープン並みの実力馬がそろった一戦だったが、二の脚の速さを生かして単騎逃げに成功。後続各馬の末脚を完全に封じて、3馬身半差の完勝だった。今回は有力候補だったゼットパールがぶっつけ本番で兵庫サマークイーン賞へ向かうためにここを回避したことで、前走のように単騎逃げが濃厚。展開有利に押し切るだろう。
○4 トウケイタンホイザ(牡4、有馬澄男厩舎)はA2で3戦してやや足踏みしているが、ポテンシャルの高さは認めるところ。その3戦はいずれも外枠で終始外回りの競馬になり、道中でうまくタメを作れなかったことも影響している。この枠なら内へ潜り込んで折り合いをつけられる。
▲9 モズファヴォリート(牡5、新子雅司厩舎)は同日第5レースの3歳A特別(1230メートル)に出走する3歳牝馬ペルチャンの半兄にあたる。前走は初めての1230メートルでも末脚を伸ばして5着まできたが、最後はやはり距離適性の差が出た。1400メートルに戻るのは好材料で、道中もまれる展開になるともろいだけに、外枠もプラスに出る。
☆8 タガノタイト(牡6、松平幸秀厩舎)は前走オープン混合で4着と復調ムードにある。4走前にも後方から差し切っているように、現状は末脚に懸ける方が合っているようだ。自己条件なら大きく崩れることはない。
△5 クリノビッグサージ(牝5、橋本忠明厩舎)は転入初戦。中央では短い距離を中心に使われていたが、小回りの園田なら1400メートルでも問題ない。テンが速く、ポンと好スタートが切れるようだと逃げる可能性も秘める。穴に押さえておきたい。
<おすすめの買い目>

馬単 6→4・9・8・5(4点)
3連単(1軸流し) 6→4・9・8・5(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)
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