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15日(木)の門別競馬メイン第12レースは「第20回ノースクイーンカップ」(牝馬オープン、門別競馬場1800メートル)。
外回り1800メートルへのコース替わりで◎11 ネーロルチェンテ(牝4、米川昇厩舎)の巻き返しに期待する。1番人気に推された前走ヒダカソウカップは内回り1600メートル、勝った経験のないコースで結果苦しい走りとなってしまったが、今回は過去6勝すべてをマークしていて明らかに適性上位の外回りだ。そのうち、今回と同じ1800メートルで最多の3勝、1700メートルでも2勝を挙げており最適条件なのはまず間違いない。
あとは相手関係だが、前年覇者の▲2 クオリティスタート(牝7、角川秀樹厩舎)は今季7歳でいくらか瞬発力に陰りもみられる近況だし、前走ヒダカソウカップを鮮やかに差し切ったルナクレアは外回り1800メートルへのコース替わりが大きくプラスに働くとは考えにくい戦績だ。2歳秋、この門別1200メートルで2歳牝馬のエーデルワイス賞JpnIIIを制し、近走ずっと2000メートル以上の距離で使われている川崎○1 コーラルツッキー(牝4、川崎・山崎裕也厩舎)が一番の難敵となる可能性もあるわけだが、同馬は遠く南関東からの遠征戦。2歳の大晦日に門別から遠征で挑んだ大井・東京2歳優駿牝馬でまったく見せ場すら作れなかったことを思い起こせば、今回も川崎からの長距離輸送が大きくマイナスに働く可能性もあり得るだけに、地元のネーロルチェンテが2歳秋・ブロッサムカップ以来となる重賞2勝目を決める可能性は十分あるとみる。
3連勝式を含めたヒモ穴には、同じく外回り1800メートルへのコース替わりが大きくプラスに作用すると判断し、評価を大きく落としている△3 ニジイロ(牝3、田中正二厩舎)を抜てきしたい。
<おすすめの買い目>
馬単 11→1・2・3(3点)
3連単(1軸流し) 11→1・2・3(6点)
(文/HDK)
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