名古屋
2021年09月03日
この相手なら負けられないタイガーアチーヴ「アイオライトオープン」(名古屋競馬)
9月3日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「アイオライトオープン」(A級1組、名古屋競馬場1400メートル)。
手ごろなメンバーとあって◎4 タイガーアチーヴ(牡5、原口次夫厩舎)が負けられない。牝馬限定戦だったが、2日に重賞・秋桜賞が実施されたこともあり、最終日のオープン特別はかなり手薄なメンバー。ともに2着惜敗に終わったが、7月名港盃、そして前走8月のオープンでも高く安定した先行力を発揮。改めて底力をアピールし、断然、格上の存在だ。同タイプの先行ライバルは多いが、好走パターンの主導権を握って、5月以来、久々のVチャンスをモノにする。
逆転があるとすれば初対戦の実績派○2 ナムラヘラクレス(牡7、坂口義幸厩舎)。転入戦の前走は好位キープも失速し5着に終わった。しかし中央3勝(地方条件交流戦含む)馬で兵庫の重賞戦線でも勝ち負けしていた。ひと叩きしたことで追い切りや中間気配がぐーんとアップ。多くの面で上積み材料もある移籍2戦目。鮮やかな変わり身を遂げても不思議ではない。メンバー構成を見ると、逃げ、先行タイプが多く速い流れで推移する可能性が高い。
▲9 サンライズフルメン(牡6、坂口義幸厩舎)はひと息入れられ、リフレッシュ効果で直前ムードが上々。持ち前のしぶとさが生きてきそうだ。
△6 メモリーパール(牝5、塚田隆男厩舎)は前走のオープンは7着だったが、今回のメンバーでは2着タイガーアチーヴに次ぐ着順。連争いには加われる。
<おすすめの買い目>
馬単 4→2・6・9(3点)
3連単(1軸流し) 4→2・6・9(6点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)