岩手
2021年09月12日
ヒガシウィルウィン連覇へ「青藍賞」(盛岡競馬)
12日(日)の盛岡競馬メイン第11レースは「第29回青藍賞」(盛岡競馬場ダート1600メートル)。1着馬にマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIの優先出走権が与えられます。
◎4 ヒガシウィルウィン(牡7、菅原勲厩舎)は重賞・シアンモア記念を優勝。続く一條記念みちのく大賞典でもエンパイアペガサスのハナ差2着に惜敗しました。その後は休養に入り、この青藍賞から始動します。約2カ月半ぶりの実戦ですが、春に激戦を繰り広げてきた強豪が不在。加えて昨年、青藍賞を7馬身差で圧勝し、マイルがベスト条件。2連覇へ王手をかけました。
○7 リリーモントルー(牡7、村上実厩舎)は中央ダート1勝、芝1勝・2勝クラスから転入。自慢のまくり脚が冴え渡り、あっさり連勝。芝・かきつばた賞は出走取消でしたが、復帰戦の前走も豪快なまくりで完勝。健在を誇示しました。今回が重賞初挑戦ですが、岩手3戦のパフォーマンスがすばらしく、逆転筆頭格に浮上しました。
▲1 パンプキンズ(牡5、伊藤和忍厩舎)は徹底した逃げ戦法で今季2勝、2着1回。前走もみずからハイペースを形成しながら、そのまま押し切りました。ここも攻めの一手。昨年の青藍賞でも2着に粘り、ペース次第で一発があるかも。
△6 スカイサーベル(牡7、小林俊彦厩舎)は今季4勝と絶好調。勝ちみの遅さが完全に解消しました。相手は大幅に強化されますが、元々が相手なりに駆ける堅実派です。
△10 レールガン(牡4、佐藤浩一厩舎)はトライアル・すずらん賞2着。4歳馬が本格化を迎えました。
△9 デスティネ(牡4、菅原勲厩舎)は転入後2戦とも着外ですが、南関東A2でも好走実績が不気味。
<おすすめの買い目>
馬単 4→6・10 (ボックス) 4・7・1(8点)
3連単(フォーメーション) 4・7→1・4・7→1・4・6・7・9・10(16点)
(文/松尾康司)