兵庫
2021年10月13日
軌道に乗ったヒロシゲウェーブが5連勝を目指す「姫路さぎ草特別」(園田競馬)
13日(水)の園田競馬メイン第11レースに「姫路さぎ草特別」(C1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎11 ヒロシゲウェーブ(セン5、森澤友貴厩舎)は昨年10月のレース後に去勢して2月に戦線復帰したが、大幅に減った馬体がなかなか戻らずに本調子からは程遠かった。しかしその後5〜8月に休養を挟んで馬体の回復に成功し、460キロ台まで一気にパワーアップすると、そこからの3戦はいずれも逃げ切り。ワンサイドゲームで圧勝している。今回も好調をキープできており、逃げ切りを狙える。
○10 ベストオブラック(牡3、柏原誠路厩舎)が強敵となる。前走はスタートのタイミングが合わずに序盤の位置取りが後ろになったが、4コーナーに入ってからは瞬発力の違いで後続を置き去りにした。時計は優秀で今回も勝ち負けとなるが、斤量が前走から2キロ増で初めての57キロを背負う。ここに付け入る隙はありそうだ。
▲1 トリニティノット(牡3、野田忍厩舎)は中1週の強行なローテーションではあるが、クリスタル賞や園田オータムトロフィーで見せ場を作り、前走もビーザベスト相手に2着と好調が続いている。好位のインでうまく立ち回ることができれば引き続き好勝負になる。
☆3 ボクラノユメ(牝4、北野真弘厩舎)も内枠が好材料。前走は最後に抜け出すところで集中力が切れてやめてしまったが、田中学騎手が引き続き騎乗しており、前走のようなことはないだろう。内々で立ち回ることができれば連争いになる。
△6 メメニシコリ(牡8、栗林徹治厩舎)はここ2走掲示板外に沈んでいるが、出来落ちはない。前が流れれば末脚を発揮できる。
△12 テレーザ(牝4、大山寿文厩舎)はかつて大山龍太郎騎手が騎乗して大胆な逃げを打って圧勝した意外性のある馬。前走は内枠でうまく流れに乗れなかったが、大外枠なら逃げ差し自在に構えられる。一発を警戒したい。
<おすすめの買い目>

馬単 11→10・1・3・6・12(5点)
3連単(1軸流し) 11→10・1・3・6・12(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)