兵庫
2021年10月15日
短距離最強馬コパノフィーリングにコウエイアンカが迫る「兵庫ゴールドカップ」(園田競馬)
15日(金)の園田競馬メイン第11レースに地方全国交流「第5回兵庫ゴールドカップ」(3歳以上定量、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎6 コパノフィーリング(牝4、船橋・新井清重厩舎)はスーパースプリントシリーズの習志野きらっとスプリントを快勝しており実力は一枚上。しかし今回は「左回りの1000メートルがいいのかもしれない」と新井清重調教師が話しているように、右回りでコーナー4つのコース、輸送競馬など克服すべき課題はいくつかある。それでも森泰斗騎手を手配しての参戦で確実に勝利を狙ってきている。陣営の意欲を買った。
○12 コウエイアンカ(セン6、保利良平厩舎)は園田チャレンジカップで悲願の重賞初制覇を果たした。今回は得意の1230メートルに距離短縮で条件はさらに好転する。追い切りではビッシリ攻められてメイチの仕上げで挑んでくる。今の勢いなら全国交流のメンバーでも互角以上にやれそうだ。
▲3 テルペリオン(牡7、大井・高橋清顕厩舎)は近走成績こそ振るわないものの、ダートグレードで4回入着している実力馬。ここ2走はテンの速さを生かして先行できているように距離短縮は案外向きそうな感じがする。内枠を生かして好位に取りつけばチャンスがありそうだ。
☆5 エイシンエンジョイ(牡6、橋本忠明厩舎)は園田チャレンジカップ3着と復調ムード。好調時のうるさい雰囲気が戻ってきており、長いスランプはようやく脱出してきたと見る。2年前3着、昨年1着と相性のいいレースで今年の重賞初勝利を狙いたい。
△1 メイプルグレイト(牡6、北野真弘厩舎)は熱発のため園田チャレンジカップを競走除外となったが、すぐに乗り込みを再開しており状態面の不安はない。1230メートルも守備範囲で人気落ちになっても侮れない。
△8 グラナリー(牝4、橋本忠明厩舎)は転入初戦では若干のズブさを感じながらも直線では力強く抜け出した。今回は一気の相手強化になるが、状態は前走以上で軽視はできない。
<おすすめの買い目>
馬単 6→12・3・5・1・8(5点)
3連単(1軸流し) 6→12・3・5・1・8(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)