レース展望・予想

ばんえい

2021年10月17日

キングフェスタに死角なし「ナナカマド賞」(ばんえい帯広競馬)

10月17日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第44回ナナカマド賞」(2歳)が行われます。

最軽量が550キロでサツキヤッテマレ、ピュアリーナナセなど牝馬3頭、570キロがジェイホースワン(牡、坂本東一厩舎)、ヤマカツエース(牡、金田勇厩舎)など4頭、580キロがキングフェスタ、ヘッチャラ、キョウエイハンターで最大重量差は30キロもついています。しかしながら力量上位である580キロの3頭が主流をなしそうです。

◎7 キングフェスタ(牡、小北栄一厩舎)580キロを本命に推します。デビュー戦から9戦して7勝。そのうちの1勝が青雲賞(2歳牡馬オープン)で2着ヘッチャラに3秒9差をつけて快勝しています。9戦して先着を許したのは3戦目のA級-1組でキョウエイハンターの11秒差の5着、7戦目のA級-1組でヘッチャラの2秒6差の3着の2戦だけです。近走はヘッチャラとの好勝負が続いていますが、前走のA級-1組ではヘッチャラ535キロ、キングフェスタ540キロと5キロのハンデ差があったなかで8秒1の大差をつけて圧勝。勝負付けは済んでいます。

○5 ヘッチャラ(牡、鈴木邦哉厩舎)580キロが対抗です。ここまで9戦して3勝を挙げています。新馬戦を勝ち、次走はコウリュウの25秒差の5着と敗れていますが、A級-1組に上がってから6戦して1勝、2着4回、3着1回と好成績を挙げています。スタートから果敢に先行し、障害も巧者と好感が持てる快速馬です。

▲8 キョウエイハンター(牡、村上慎一厩舎)580キロが3番手です。12戦2勝馬です。デビュー前からの評判馬で、キメツノココロを0秒1の僅差押さえて初勝利から、掲示板を外したのは前走のA1組でキングフェスタの29秒5差の9着の1戦だけですが、勝ったキングフェスタが作った前半43秒のハイペースに対応できなかったのが敗因もはっきりしています。

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馬単 7→5・8・10・6(4点)
3連単(フォーメーション) 7→5→8・10・6(3点)

(文/小寺雄司)

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