レース展望・予想

兵庫

2021年10月22日

絶好枠を引いたナナカマドカに期待する「兵庫クイーンカップ」(園田競馬)

22日(金)の園田競馬メイン第11レースに西日本交流「第18回兵庫クイーンカップ」(3歳以上牝馬定量、園田競馬場1700メートル)が行われる。名古屋、高知から1頭、佐賀から3頭が遠征してきた。

◎1 ナナカマドカ(牝5、田中範雄厩舎)は位置取り自在でどんな展開にも対応できるのが強み。前走B1を勝利してから一気の重賞挑戦で相手は強くなるが、追い切りの動きが抜群で、前走の勝ちっぷりを加味してもここで勝ち負けできる力があると判断した。今回は当初ステラモナークに騎乗予定だった下原理騎手が回ってきた運を持ち合わせている。その下原騎手が得意とする番手から運ぶ競馬ができれば重賞初制覇のチャンスだ。

○2 シーアフェアリー(牝6、名古屋・安部幸夫厩舎)は兵庫サマークイーン賞を制して重賞夏秋連続制覇を狙いに再度園田へやってくる。近2走でも地方全国交流の秋桜賞(名古屋)で3着、東海・北陸交流のお松の方賞(金沢)で2着と好調が続いている。兵庫サマークイーン賞に続いて内枠を引いており、当時の再現を狙ってくるだろう。

▲4 ゴールドメファ(牝5、佐賀・山田徹厩舎)は佐賀で18勝を挙げている実力もさることながら、地方全国交流の佐賀ヴィーナスカップでは外から差し切る勢いを見せて4着と実力は上位クラス。夏を休養に充てて、今回がたたき3走目。ここを目標に調整されており、状態面もかなり上向いていることだろう。地元の大山真吾騎手が騎乗する点も魅力だ。

昨年の覇者☆5 マコトパパヴェロ(牝7、木村健厩舎)は夏場に体がしぼんで回復に時間がかかったが、涼しくなって着実に調子は上向いている。今年に入って不振が続いているが、昨年同様に田中学騎手とのコンビで完全復活を狙う。

△3 カリブメーカー(牝6、柏原誠路厩舎)は秋桜賞こそ見せ場なく敗れたが、地元の重賞では昨年の兵庫クイーンカップ2着、今年の兵庫サマークイーン賞5着と大崩れしていない。吉村智洋騎手との初コンビで変わり身を見せるだろう。

△11 ニジイロ(牝3、石橋満厩舎)の前走は同厩舎コスモバレットのハナをたたけなかったが、テンの速さを示した。気難しい面はなかなか解消されないが、外枠でうまく逃げられるようだと一発の可能性を秘める。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単 1→2・4・5・3・11(5点)
3連単(1軸流し) 1→2・4・5・3・11(20点)

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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