レース展望・予想

金沢

2021年10月24日

快速ハクサンフラワー逃げ切れる「きんせんか賞」(金沢競馬)

金沢競馬は今週まで通常の日、火曜開催になります。10月24日(日)の注目カードは最終第10レースの「きんせんか賞」(B1級四組以下牝馬、金沢競馬場1500メートル)です。好調牝馬が顔をそろえた混戦ムードになっています。

◎7 ハクサンフラワー(牝5、加藤和義厩舎)は今年C2級までクラスが下がったことで自信を取り戻し、5月から6戦3勝、2着2回と快速ぶりを見せつけています。B2級三組の前走も好スタートを決めて先手を奪うと、抑えきれない手応えで後続を引き離して4コーナーを先頭で回り、詰め寄られることなく4馬身差をつけて逃げ切りました。夏場を過ぎても充実ぶりが目につきます。外枠に入った今回も発馬を決めて自分のレースに持ち込むことができれば、押し切りは十分に可能です。

古馬勢にとってやっかいなのは伸び盛りの若い3歳勢です。○6 ドリップワン(牝3、中川雅之厩舎)は2走前のC1級二組以下の牝馬限定戦を4コーナーで先頭に立って押し切ると、前走のB2級四組以下の牝馬限定戦も逃げ切って2連勝中と勢いに乗っています。さらにB1級へクラスは上がりましたが、三たび牝馬限定戦と条件的には恵まれました。逃げるハクサンフラワーに食い下がって先行し、4コーナーで馬体を併せることができれば、逆転もありそうです。

ハクサンフラワーとドリップワンがスタートから激しく先手を争うなら▲2 ヒマワリオジョウ(牝5、鋤田誠二厩舎)にチャンスがありそう。レース終盤になると一気に追い上げてくる末脚は魅力で、前走も後方追走から直線大外を伸びて2着に突っ込みました。引き続き同じクラスで走れるのは有利で、前が止まる展開になれば、脅威の末脚で突き抜けそうです。

△4 トリプルプレイ(牝4、加藤和義厩舎)も堅実に差してくるタイプで、大崩れがあまりありません。直線の追い比べ勝負になるなら、きっちりひと脚を繰り出して、連対争いに加わってきそうです。

△5 ナタンドラ(牝4、佐藤茂厩舎)もようやく減っていた馬体重が回復し、良化傾向にあります。追い切りの動きにも活気が戻ってきており、少頭数の牝馬限定戦なら復調のきっかけがつかめるかもしれません。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 7⇔6・2・4・5(8点)
3連単(フォーメーション) 7→6・2・4・5→6・2・4・5 6・2・4・5→7→6・2・4・5(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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