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休み明けでも割引きなしワイルドゲーム「豊田特別」（名古屋競馬）

11月1日（月）の名古屋競馬メイン第11レースは「豊田特別」（A級4組、名古屋競馬場1800メートル）。

得意の中距離で◎10 ワイルドゲーム（牡8、川西毅厩舎）を狙い撃ちだ。復帰初戦がA級への再昇級戦。好条件とは言えないものの、当地転入戦で2着、そして約半年ぶりの実戦だった今年2月の休養明けを勝利で飾ったように休み明けは苦にしない。中央時の2勝が1800、2400メートルと、中・長距離が得意な末脚自慢で当地1800メートル戦は1勝、3着1回と成績を残している。一杯に追われた最終追い切りの動き、気配も上々。当然、いきなり勝ち負けの期待がかかる。

しかし強敵も多い。最大ライバルは当地転入後、無傷の2連勝を飾る○2 セイスケルツォ（牡4、安部幸夫厩舎）。ともにB級戦ながら2組で5馬身差、そして前走は1組特別を2馬身半差と、2番手から余裕十分に勝利した。中距離実績ひと息で評価を下げたが当地で底を見せていない。レースセンスも高く互角の評価が必要だ。

近走成績今イチだが▲6 サノマナ（牝4、竹下直人厩舎）の反撃にも警戒したい。前走は控える競馬、そして2、3走前は強敵ぞろいの重賞とハイペースの先行策と敗因は明らか。デビュー以来未知の距離1800メートルだが、マイペースの逃げが打てれば変わり身があっても驚けない。

またA級昇級後も2戦連続2着と確かな末脚を発揮する△9 ケンシ（牡4、安部幸夫厩舎）に、中距離経験豊富な△5 ボーンインメイ（牝5、今津博之厩舎）も差はわずか。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　10⇔2・5・6・9（8点）
3連単（フォーメーション）　10→2・5・6・9→2・5・6・9　2・5・6・9→10→2・5・6・9（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）