レース展望・予想

名古屋

2021年11月05日

前走重賞勝ちナムラマホーホが実力示すか「とちのき杯」(名古屋競馬)

11月5日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは準重賞「とちのき杯」(A・B・C級、名古屋競馬場1800メートル)。

前走・ベイスプリントで重賞2勝目を飾った◎3 ナムラマホーホ(牡4、藤ケ崎一人厩舎)がもちろん中心だ。夏休み明けの9月・サファイアオープンでは、道中の行きっぷりひと息で3着に終わったが、ひと叩き効果でしっかり変身。先に先頭に立ったカツゲキキトキトとの激しい直線の追い比べをクビ差制してみせた。勝負根性を見せ、久々の短距離1400メートルを克服した走りはさらに今後の選択肢、視界が広がる勝利でもあった。併せ馬の最終追い切りでは鋭く反応して悠々先着。今回も好仕上がりで臨めそうだ。相手やペースを問わない競走センスが高いレース巧者で、1800メートルの距離も問題ない。名古屋古馬戦線をけん引するナムラマホーホが力の走りを披露する。

最近2走が4、6着と連続して馬券を外す○7 タイガーアチーヴ(牡5、原口次夫厩舎)が巻き返しを狙う。9月・アイオライトオープンでは好位から差し切ったが、ベストフォームはやはり逃げ。控える競馬が影響したのだろうか。メンバーを見ると典型的な逃げ馬は不在。先制可能な構成と言える。反撃のチャンスだ。

前走のゴールド争覇は入着止まりもベテラン健在をアピールする▲2 カツゲキキトキト(牡8、錦見勇夫厩舎)は得意の中距離への距離延長がプラスに作用する。

3歳重賞戦線をリードした1頭△10 ブンブンマル(牡3、川西毅厩舎)が古馬初対戦でどんな走りを見せるかも見逃せない。

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馬単(マルチ) 3⇔2・5・7・10(8点)
3連単(フォーメーション) 3→2・5・7・10→2・5・7・10 2・5・7・10→3→2・5・7・10(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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