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障害巧者コウテイが逃げ切る「暑寒別岳特別」（ばんえい帯広競馬）

11月8日（月）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「暑寒別岳特別」（B1級-1組）が行われます。

4歳牝馬オープン・紅バラ賞2着ニセコヒカル、A2級-1組混合・郵政創業150年記念2着コウテイ、A2級-1組混合・秋雲特別2着アアモンドキーマン、B1級-1組混合・秋陽特別3着リュウセイペガサス（牡4、久田守厩舎）などが有力。開催6日目になると砂も締まり時計の競馬になっています。

◎5 コウテイ（牡4、槻舘重人厩舎）695キロを本命に推します。前走の郵政創業150年記念ではアーティウィング（牝4、坂本東一厩舎）に0秒5の僅差2着と惜敗していますが、勝ちタイムが1分59秒1と速く、速い流れに苦手意識があるコウテイにとっては厳しい展開。それでも2着キープは力をつけた証といえます。先行タイプですが、忙しい展開では直線で脚が上がり、後続の的になり勝ち星に繋がりません。しかし今回はテンから速い馬が少なく流れは緩くなりそう。自分のペースで進めそうです。

○4 ニセコヒカル（牝4、平田義弘厩舎）675キロが対抗です。紅バラ賞でも果敢に逃げて障害もひと腰でしたが、エンゼルフクヒメに差し切られ0秒8差の2着。B2級-2組、B2級-1組を連勝して、前走は惜敗と好調を維持しています。

▲9 アアモンドキーマン（セン4、小林長吉厩舎）695キロが3番手です。スピードと登坂力が持ち味ですが詰めの甘さもあります。道中息が入りさえすれば前残りも期待できます。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　5→4・9・1・7（4点）
3連単（フォーメーション）　5→4→9・1・7（3点）

（文／小寺雄司）