兵庫
2021年11月11日
ナナカマドカの末脚が今度こそさく裂する「香美町松葉ガニ特別」(園田競馬)
11日(木)の園田競馬メイン第11レースに「香美町松葉ガニ特別」(A2B1、園田競馬場1700メートル)が行われる。
◎5 ナナカマドカ(牝5、田中範雄厩舎)は兵庫クイーンカップで4着と重賞制覇まであと一歩だった。内をロスなく立ち回って理想通りの展開だったが、3コーナーでバテた馬をうまく避けられずにあおりを受け、外へ持ち出すのに手間取る不利があった。今回は真ん中の枠で前走のような不利を受ける可能性は低く、この馬本来の末脚を発揮できる。
○7 ムキズ(牡4、有馬澄男厩舎)は前走のJRA条件交流で3着と実力の高さは折り紙付き。前走は中央馬相手にハナを切れなかったが、理想はやはり逃げ。内枠のダイヤモンドリリーの出方にもよるが、すんなり運べるかどうかがカギになる。
▲9 ハリオアマツバメ(牝4、諏訪貴正厩舎)は1700メートル戦に目先を変えてきた。2歳10月以来の出走となるが、当時に比べると折り合いが進展しており一端の短距離馬ではなくなった。前走は出遅れがすべてで、好位でうまく折り合いが付けばこの条件でも好走する可能性が高い。
☆2 ウインドオブホープ(セン8、石橋満厩舎)は中央実績通りに中距離でさらに走りが良くなった。前走は勝ち馬に早めにまくられて2着止まりだったが、今回は前走ほど出入りの激しい展開にはならないだろうし、内枠を生かしてスムーズな立ち回りができればそこまで差はない。
△4 チャービル(牝5、野田忍厩舎)は兵庫クイーンカップでは5着だったが、うまく馬体重が絞れて調子を上げてきている。
<おすすめの買い目>

馬単 5→7・9・2・4(4点)
3連単(1軸流し) 5→7・9・2・4(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)