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強敵不在でパイロキネシストが優勢「久住山特別」（佐賀競馬）

21日（日）佐賀競馬メイン第5レースは「久住山特別」（A1・A2級、佐賀競馬場1750メートル）。

◎2 パイロキネシスト（牡9、真島元徳厩舎）は、4走前の佐賀スプリングカップ（5月9日、1800メートル）での勝利など、ここ6走連続で馬券圏内を確保。前走の九州チャンピオンシップ（8月8日、1750メートル）3着以来の休養明けですが、そこを勝ったドゥラリュールや、九州大賞典（11月7日、2500メートル）のグレイトパールといった夏以降の重賞勝ち馬は不在のメンバー構成で、引き続き優勝争いとなりそうです。

○4 タイセイレオーネ（牡5、真島元徳厩舎）は、10月に高知から転入し3戦を消化。勝ち星はありませんが、いずれも馬券圏内を確保しています。前走の九州大賞典では逃げたゲットワイルドら3頭の直後の位置につけ、一旦は先頭に立ちましたが、直線でグレイトパールに2馬身半（コンマ5秒）交わされての2着でした。今回は九州大賞典上位陣からは1、3着馬が不在となり、佐賀初勝利も十分可能なメンバー構成となりました。

▲10 テイエムチェロキー（牡7、平山宏秀厩舎）は、前々走の周防灘特別（10月9日、1400メートル）では逃げを打ち、最後はフォークローバーとの一騎打ちになり、クビ差（タイム差なし）で勝利しました。中距離戦は6月の転入初戦以来ですが、逃げも打てそうなメンバー構成だけに、前々走の再現を狙いたいところです。

そのほか、九州大賞典4着の△1 ランガディア（牡7、北村欣也厩舎）、同5着△6 ゲットワイルド（牡5、山田徹厩舎）、A級の中距離戦は初出走となる△5 モリデンリオ（牡8、濱田一夫厩舎）らも力の差はさほどなさそうです。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（フォーメーション）　2・4→2・4・10（4点）
3連単（フォーメーション）　2・4→2・4・10→2・4・10・1・6・5（16点）

（文／上妻輝行）