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末脚強烈ディセントファミリ「クリスマスローズ特別」（金沢競馬）

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。12月14日（火）のメインカードは最終第11レースの「クリスマスローズ特別」（A1級二組、金沢競馬場1700メートル）で、オープン下で最近活躍が目立っている好調馬が顔をそろえました。

◎7 ディセントファミリ（牡6、加藤和宏厩舎）は今季中央1勝クラスから転入してきて伸び悩んだ時期もありましたが、ここに来て再び調子を上げています。3走前には重賞4勝のケージーキンカメにゴール前で競り勝ち、前走は中日杯にも出走したジェネラルエリアを直線で並ぶ間もなく差し切っています。軽めの調整が続きますが、レース終盤になると伸びてくる末脚は強烈で、今回も勝負どころから一気にコーナー駆け上がって、直線の追い比べ勝負になれば決め手の違いでゴール前抜け出せそうです。

○1 デビルスダンサー（牝4、金田一昌厩舎）も今季中央1勝クラスから転入してきて夏場にリズムを崩した時期もありましたが、9月末の復帰戦で白星を飾ると、その後のお松の方賞や読売レディス杯といった牝馬重賞でも3着に追い上げて健闘しています。前走後約1カ月ほどレース間隔を空けたのはローテーション通りで、引き続き長めを追い切られて悪くない動きを見せています。1700メートル戦は金沢に来て2勝している相性がいい距離で、ディセントファミリと一緒に3コーナーから動いて叩き合いに持ち込めれば、直線競り勝ってしまうシーンもありそうです。

▲6 ファクタークニアキ（牡4、加藤和宏厩舎）も今季は夏場に調子を落として立ち直るまで時間を要しましたが、11月に入ってからはA1級で2連勝を飾って持ち直しています。1400メートル戦だった前走は控えるレースを試みたこともあって5着でしたが、ペースが落ち着く1700メートル戦なら持ち前のしぶとい先行スピードを生かすレースができます。逃げるデルマキミノナハを3コーナーで交わして、4コーナー先頭で回ることができれば、直線で二枚腰を発揮して粘り込みそうです。

△2 ストロングフーヴス（牡4、金田一昌厩舎）も毎回見せ場をつくって善戦を続けています。ゴール前がやや甘いために距離延長はマイナスですが、差し馬勢が後手に回る展開になれば流れ込みが図れそうです。

△9 エアースピーダー（牡5、中川雅之厩舎）は大井からの転入後は苦戦続きですが、しっかり追い切られた今回は感触が悪くありません。外枠に入ったことで復調のきっかけをつかみたいところです。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　7⇔1・6・2・9（8点）
3連単（フォーメーション）　7→1・6・2・9→1・6・2・9　1・6・2・9→7→1・6・2・9（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）