レース展望・予想

金沢

2022年03月15日

再起をかけるランガディア「春爛漫特別」(金沢競馬)

3日間連続で開幕した今年の金沢競馬は3月15日(火)に3日目が行われます。メインカードは第11レースで争われる「春爛漫特別」(A1級一組、金沢競馬場1700メートル)で、再起をかけて金沢へ転入してきた元中央オープン馬の走りに注目が集まります。

◎8 ランガディア(牡8、加藤和義厩舎)は元中央5勝馬で、6歳時に移籍した岩手でいきなり重賞を3連勝した実績があります。その勢いで挑んだマーキュリーカップJpnIIIでは3着と健闘し、金沢のイヌワシ賞にも遠征して3着に伸びてきました。しかしその後は掲示板確保が一杯のレースが続いて、昨秋には佐賀へ移籍しましたが、A1・A2特別の1勝止まりで頭打ちとなっていました。金沢へやってきたのは今月上旬で、年齢的な衰えも心配されましたが、追い切りではスピード感あふれる動きで好時計をマークし、健在ぶりをアピールしました。佐賀で唯一の勝ち星が1750メートルだっただけに、初戦から1700メートル戦は歓迎で、好レースを演じて復調のきっかけをつかみたいところです。

○4 ネオアマゾネス(牝5、井樋一也厩舎)は昨年12月から高知へ移籍していましたが、再び金沢へ戻って来ました。高知では牝馬特別での3着が最高で連対できませんでしたが、金沢で覚えた差す競馬で大崩れしなかったのは収穫でした。復調気味だった昨年後半に比べて気配は見劣りますが、追い切りでは併走馬に先着する動きを見せており、仕上がりは悪くありません。1700メートル戦でもマイペースの逃げに持ち込めれば、再び連対しても不思議ではありません。

▲7 バラックパリンカ(セン6、金田一昌厩舎)も芝2000メートル以上で4勝を挙げた元中央オープン馬です。昨年末に船橋へ移籍してからは凡走続きですが、追い切り気配は悪くなく、けっしてダートがこなせない動きではありません。南関東よりペースが緩めな金沢なら好走のきっかけがつかめるかもしれません。

△9 トウショウデュエル(牡10、佐藤茂厩舎)は昨年の最終戦で9着に崩れましたが、夏場以降からずっと掲示板を外さない走りを続けていました。さらに年齢を重ねましたが2月の早い時期から乗り込みを開始しており、今年も仕上がりは悪くありません。勝負どころから一気にコーナーを駆け上がっていく本来のレース運びができれば、上位進出がありそうです。

冬場佐賀で使われていた△1 ファクタークニアキ(牡5、加藤和宏厩舎)も仕上がりには問題ありません。遠征の疲れが出なければ、昨終盤に復活したスピードが発揮できそうです。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 8⇔4・7・9・1(8点)
3連単(フォーメーション) 8→4・7・9・1→4・7・9・1 4・7・9・1→8→4・7・9・1(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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