笠松
2022年05月31日
激戦断つかジオルティ「清流特別」(笠松競馬)
5月31日(火)の笠松競馬メイン第9レースは「清流特別」(B級1組、笠松競馬1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬が多く激戦Vバトルだが、馬券の軸には◎2 ジオルティ(牡4、加藤幸保厩舎)がぴったり。当地転入後、8戦して4勝、2着3回、3着1回と抜群の安定感を誇る。中長距離が主戦場だった中央時や移籍後成績から本質的に1400メートルは忙しい感はある。しかし当地1400メートル戦で2勝、2着と十分こなしている。中央デビュー2戦目で勝利を飾った能力でカバーしているのだろう。課題があったゲートも近走はスムーズにスタートし、好位もしくは中団あたりからレースを進め、気性面での成長もうかがえる。同条件2走前のB級1組特別では3着に留まったが、クラス慣れが見込める2度目の1組特別でもある。持ち前の堅実ランで連対確保の期待が当然だ。
ライバルは前走、待望の当地初勝利を飾った○7 ニシノライリー(牝6、伊藤強一厩舎)。移籍後は連続好走がなく、勝ちみの遅さも目立ったが、好位確保から積極策で差し切る、味なレースだった。先行力も十分あり、前々でレースを巧みに運んで、ジオルティの追撃を阻止するか。
1400メートル巧者▲9 キチロクレディス(牝4、後藤佑耶厩舎)も高い評価が欠かせない。マイルだと甘さを露呈するが、当地同距離では7戦4勝、2、3着各1回と抜群の成績を残している。快勝した前走に続く得意距離だけに勝ち負け必至だ。
ひと息入れたリフレッシュ効果がある△1 ウエスタンカッター(牝6、笹野博司厩舎)も一発を秘める。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔1・4・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 2→1・4・7・9→1・4・7・9 1・4・7・9→2→1・4・7・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)