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相手緩和でヤマショウブラックに勝機「鳳仙花特別」（水沢競馬）

21日（火）水沢競馬メイン第12レースは「鳳仙花特別」（A級三組、水沢競馬場1600メートル）。

◎9 ヤマショウブラック（牡6、小林俊彦厩舎）は南関東から再転入後、重賞・赤松杯3着、シアンモア記念4着に善戦。3歳時に不来方賞、桐花賞を制して年度代表馬に選出されましたが、以降は特別戦の1勝のみにとどまり、精彩を欠いていました。しかし重賞2戦に復活の手ごたえ十分。今回はメンバーが大幅に緩和され、絶好の勝機を迎えました。差しタイプゆえ取りこぼしもありますが、地力でカバー。久々の美酒を味わい、今後に弾みをつけたいところです。

○1 レールガン（牡5、佐藤浩一厩舎）は順調なシーズン入りを果たし、3着が2回。こちらは典型的な追い込みタイプで展開に注文がつきますが、行き脚ついてからの伸びは文句なし。本質的には直線が長い盛岡向きですが、ヤマショウブラック同様、底力は上位。流れ次第では突き抜けるシーンまで。

▲8 メイショウメイスイ（牡4、菅原勲厩舎）は南関東C1から転入後、5戦4勝。A級昇格初戦は4着に終わりましたが、続く前走を快勝で軌道修正。控える競馬もこなせたのも収穫でした。相手は骨っぽくなりましたが、成長続ける4歳馬。勢いに乗って突破の構え。

△6 ムゲンノカノウセイ（牡7、千葉幸喜厩舎）は南関東B3から里帰り。今シーズンは未勝利ですが、一戦ごとに内容が良くなっており、そろそろ連対のシーンまで。

△3 ツーエムアリエス（牡7、飯田弘道厩舎）は先行粘りが身上。ここ2戦は自分の競馬ができず仕方なしの結果。反撃必至。

△5 サンエイロード（牡6、佐藤浩一厩舎）はすんなりの流れで巻き返し一考。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　9→6（ボックス）　9・1・8（7点）
3連単（フォーメーション）　1・9→1・6・8・9→1・3・6・8・9（18点）

（文／松尾康司）