岩手
2022年07月31日
好条件揃うアトミックフォース「せきれい賞」(盛岡競馬)
31日(日)盛岡競馬メイン第11レースは、地方全国交流「第44回せきれい賞」(盛岡競馬場芝2400メートル)。
◎9 アトミックフォース(牡6、船橋・山下貴之厩舎)は中央芝4勝。一昨年、新潟大賞典GIIIで2着を確保しました。今年4月には南関東へ移籍。初戦こそ4着に終わりましたが、2戦目から連勝。好調サイクルで臨めるのが何よりも強み。さらに芝4勝すべて左回りでマークし、重賞初制覇に王手をかけました。
○4 キタサンバルカン(牡6、船橋・稲益貴弘厩舎)は中央芝2000メートル〜2400メートルで3勝。3歳時に青葉賞GIIで4着確保の実績が光りますし、勝利はすべて東京競馬場。小回りですが、左回りの盛岡は望むところでしょう。南関東では2戦とも掲示板でしたが、ダートも合わなかった印象。芝で反撃必至。
▲1 ロードクエスト(牡9、大井・渡邉和雄厩舎)は昨年、せきれい賞、岩手県知事杯OROカップを連勝。JRAの芝重賞で3勝の底力を見せつけました。今回は10カ月ぶりの実戦で、いきなり2400メートルへの対応が不安ですが、乗り込み万全。貫禄の違いで連覇まで十分。
△7 ソロフレーズ(牡7、齋藤雄一厩舎)は中央芝4勝・オープンから岩手入り。4走前の水沢1800メートル戦を逃げて2着に粘り、前走は待ちに待った芝の準重賞・かきつばた賞。抜群の反応を披露し、4馬身差で圧勝しました。距離延長が最大のネックですが、新潟芝2200メートルを快勝した実績から問題はなさそうです。
△5 ブレステイキング(牡7、浦和・薮口一麻厩舎)はセントライト記念GII・4着、チャレンジカップGIII・3着と実績申し分なし。
△13 ブラックバゴ(牡10、板垣吉則厩舎)は前走・かきつばた賞2着でしたが、前半置かれたのも敗因。
<おすすめの買い目>
馬単 9→4・1・7・5 4・1→9(6点)
3連単(フォーメーション) 9→1・4・5・7→1・4・5・7・13(16点)
(文/松尾康司)