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4歳ミソギホマレの重賞初制覇に期待「はまなす賞」（ばんえい帯広競馬）

8月28日（日）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第34回はまなす賞」（3歳・4歳）が行われます。4歳がミソギホマレら4頭、3歳がクリスタルコルドら5頭で行われる一戦。今回で34回目と歴史のあるはまなす賞ですが、過去5年間では4歳馬が3勝、3歳馬が2勝と4歳がやや優勢といえます。

今年は4歳のミソギホマレが3連勝中と好調を維持、3歳のクリスタルコルドがばんえい大賞典を制しており、雨で時計勝負の競馬が予想されますが、各馬が実力通りの走りが出来た時には力量的には大差がないだけに勢いのある3歳馬にも十分チャンスがあります。

◎3 ミソギホマレ（牝4、坂本東一厩舎）を本命に推します。別定戦で680キロでの出走です。今季は3勝ですが、3走前のA2級・文月特別でオレワチャンピオンに1秒9差、2走前のA1級混合ではダイリンファイターに1秒6差、そして前走の4歳オープン・山鳩賞でもマルモタイショウに1秒5差をつけて3連勝中と絶好調。2歳シーズンには黒ユリ賞2着、イレネー記念3着、3歳時はばんえい菊花賞2着、4歳の今年は柏林賞3着と重賞では勝ち星はありませんが、前走の山鳩賞ではマルモタイショウとの直線での叩き合いで競り勝つ強い勝ち方でした。重量も前走時より10キロ増の680キロなら力量上位の4歳馬ミソギホマレの重賞初制覇に期待がかかります。

○8 クリスタルコルド（牡3、西弘美厩舎）680キロが対抗です。3歳三冠レースの第1弾・ばんえい大賞典は別定重量でしたが、2着トワイチロに11秒7の大差を付けて圧勝。ここも勝って残る二冠であるばんえい菊花賞、ばんえいダービーにつなげたいところです。

▲1 ツガルノヒロイモノ（牡3、長部幸光厩舎）が3番手です。前走の葉月特別では2着で670キロでの出走です。5連勝の勢いで挑んだばんえい大賞典では、先行して障害も4番手で仕掛けましたが、天板で止まってしまい9着と惨敗。しかしながら敗因は果敢に勝ちに行ってのもので度外視できます。今回の670キロは恵まれた重量といえます。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　3→8・1・5・4（4点）
3連単（フォーメーション）　3→8→1・5・4（3点）

（文／小寺雄司）