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兵庫

2022年08月12日

悲願の重賞初制覇を狙うシェダルと新星タガノウィリアムの争い「摂津盃」(園田競馬)

12日(金)の園田競馬メイン第11レースに「第54回摂津盃」(3歳以上ハンデ、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎1 シェダル(牡5、長南和宏厩舎)は兵庫に転入してから7戦5勝と大活躍。敗れたのはコース形態が合わなかった名古屋の梅見月杯と、ジンギ相手に最後までしぶとく追いすがった兵庫大賞典の2戦だけ。初対決となるタガノウィリアムの存在は気になるが、一線級メンバー不在の今回は重賞初制覇の絶好のチャンスといえる。短期放牧明けの前走もほぼ馬なりで完勝しており状態面の不安も感じられない。58キロで4勝している実績を考えても58.5キロの斤量も不安にならない。

○5 タガノウィリアム(牡5、新子雅司厩舎)に逆転の可能性がある。兵庫転入後2戦2勝。いずれもノーステッキで勝っており、素質の高さは底知れない。56キロというハンデも手ごろで、シェダルと2.5キロ差があるのは当然有利。スタートを決めてすんなり逃げれば簡単に止まりそうにない。秋の重賞へ向けて新星誕生となるのか注目だ。

▲6 フーズサイド(牡6、北野真弘厩舎)は兵庫大賞典7着を除けば安定した末脚で常に上位争いに絡んでいる。今回も上位2頭を逆転することは難しいように感じるが、追ってしぶといタイプで、ハンデ54キロなら末脚不発に終わることはないだろう。

☆10 エイシンダンシャク(牡5、坂本和也厩舎)は逃げが理想だが、近走は控えても最後までしぶとく粘っており、パワーアップが感じられる。兵庫大賞典4着の結果をふまえても上位争いの1頭と捉えておきたい。

△7 テーオーエナジー(牡7、橋本忠明厩舎)は5カ月半ぶりの前走が4着。序盤の行きっぷりが良く、リフレッシュ効果で状態が良くなっていることは確か。たたき2走目できっちり仕上がっている。実績馬の巻き返しを警戒しておきたい。

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馬単 1→5 5→1(2点)
3連単(フォーメーション) 1・5→1・5→6・10・7(6点)

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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