名古屋
2022年08月17日
休み明けでもフェブキラナ中心「アポロ賞」(名古屋競馬)
8月17日(水)の名古屋競馬メイン第11レースはJRA交流「名古屋CC アポロ賞」(A級3組・中央1勝クラス、名古屋競馬場1500メートル)。
1勝クラスの中央交流戦は層の暑いJRAが常に優勢。今シリーズも粒ぞろいのラインアップ。上位独占劇も十分ありそうだ。なかでも中心視は2走前の兵庫遠征で勝ち負けを演じた◎3 フェブキラナ(セン4、JRA・川村禎彦厩舎)。中央1勝クラスでは入着キャリアはないが、先行力に自在性を兼ね備えたタイプ。2走前の兵庫遠征では中団から鋭く追い込み、クビ差2着と勝ちに等しい走りを披露。ポイントはひと息入った3カ月ぶりの実戦復帰だが、併せ馬での好追い切りからいきなり動ける態勢にありそうだ。2度目の地方遠征で陣営の思惑通り2勝目を挙げるか。
○1 ホウオウスミヨシ(牡3、JRA・宮徹厩舎)は地方コース向きの先行力が大きな魅力。3走前に未勝利を卒業したばかりで、昇級後の2走はともにふた桁大敗と失速続き。ただ先行力が生きる小回りの地方コースに替わり、距離も短縮。マイペースの逃げに持ち込めば押し切りが狙える。
実績上位の存在は▲10 タイセイアーメット(牡4、JRA・濱田多實雄厩舎)。2月の1勝クラス(阪神ダート1400メートル)でコンマ3秒差4着に粘った実力派で、新馬勝ちしている好素材。ブランクの大きい半年ぶりの復帰戦となる今回は追い切り気配もイマイチで評価を下げたが、やはり軽視できない。
地元勢では△8 モズザベスト(牝4、迫田清美厩舎)に注目。A級再昇級後も3走連続連対中と好調。昨年もそうだったが夏場に強く、好成績を残すタイプ。中央勢相手に一発をうかがう。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔1・5・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・5・8・10→1・5・8・10 1・5・8・10→3→1・5・8・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)