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逃げ切るかダイリンファイター「野分特別」（ばんえい帯広競馬）

9月24日（土）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「野分特別」（A2級-1組混合）が行われます。

前開催のA1級・菊月特別から3着ダイリンファイター、5着オールラウンダー（牡7、長部幸光厩舎）など4頭、A1級混合・不知火特別から10着アオノゴッド、A2級-1組・ポテト特別から6着ニセコヒカル、A2級-2組から1着アアモンドキーマン、2着キタノボブサップ（牡5、服部義幸厩舎）、3着サクラドリーマー、B1級-4組混合から9着ギンジの10頭立てで、異なる路線からの出走馬が多い一戦。重量は菊月特別とポテト特別組は前走時から据え置き、不知火特別は10キロ増、A2級-2組とB1級-4組混合は30キロ増と増量差を考量すると、今回は菊月特別組が主流をなしそうです。

◎9 ダイリンファイター（牡6、小林長吉厩舎）710キロを本命に推します。菊月特別は勝ち馬ブラックサファイアから7秒6差で、今季5回目の3着となります。今季は12戦して2着3回、3着5回、着外4回の成績ですが、3走前のベガ特別ではコンマ9秒差、2走前の不知火特別では3秒9差と勝ち負けのところにいます。A1級は好調馬が多く、前走も2着センリョウボス、4着コウテイなどダイリンファイターと同型の先行馬が多く厳しい展開でしたが、今回逃げ馬はアアモンドキーマンがいるものの、格下感もあり、またレース当日は雨で軽めの馬場が予想され、これを得意とするこの馬の逃げ切りが期待できます。

○10 オレワチャンピオン（牡7、中島敏博厩舎）710キロが対抗です。菊月特別は7着。ダイリンファイターとは互角の障害巧者です。2走前の涼風特別でキタノボブサップをコンマ5秒差押さえて今季初勝利を挙げ、A1に昇級し菊月特別に挑みましたが、直線での叩き合いに競り負けていますが、道中は果敢に先行して障害はひと腰で切れています。昇級2走目で相手にも慣れての期待がかかります。

▲8 サクラドリーマー（牡6、今井茂雅厩舎）710キロが3番手です。有力のダイリンファイター、オレワチャンピオンの2頭は先行逃げ切りが勝ちパターンなら、この馬は障害には注文が付くタイプですが、後方一気の末脚自慢。どの位置で障害を切るかがポイントになりそうです。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　9→10・8・5・4（4点）
3連単（フォーメーション）　9→10→8・5・4（3点）

（文／小寺雄司）