笠松
2022年10月05日
安定感魅力のヒシハムザリバーが軸「栗きんとん特別」(笠松競馬)
10月5日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「栗きんとん特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬は多いものの、各馬が一長一短あるタイプばかり。流れや展開で勝ち馬が変わってくる混戦Vバトルだ。そんな中、一番軸にふさわしいのは◎6 ヒシハムザリバー(牡7、加藤幸保厩舎)。最近5走が1勝、2着3回、3着1回と端的に示すように、クラス上位の安定勢力だ。勝ち味は遅いものの、脚質に自在性があって、距離、相手を問わない堅実駆け。前走3着は企画レースのハイレベル戦。しかも内枠スタートで道中はインに包まれ、追い出し開始できたのも直線に入ってからと、不利の多い競馬だった。好調なライバルに、若さが売りのフレッシュ3歳勢も控え、混戦模様だが、スムーズな競馬ができれば、持ち前の安定感ある走りで連対をキープだ。
逆転候補筆頭はスピード非凡な○7 カントリードーロ(牝3、田口輝彦厩舎)。スタートで出遅れながら追い込んだレースもあったが、好走パターンのほとんどは主導権を握った時。まさに前走がそうだった。ハイペースの先行策になったが、後続にセーフティーリードを取って軽快に飛ばし、1400メートルの自己ベストを更新する好時計で2着に逃げ粘った。注文通り先制ができれば、押し切りが狙える。
一方、キレ勝負に持ち込めば▲5 スキューマパーラ(牝3、森山英雄厩舎)の出番。スタートひと息で後方からのレースが多い近況で、本質的には1400メートルよりもマイルの方が合う。ただ前走も内から外に持ち出して追い上げるロスがありながらも3着を確保。巧みにさばいて直線勝負に持ち込みたい。
降級し条件が緩和している△1 マサノビジョン(牡6、笹野博司厩舎)に、バテない末脚がセールスポイントの△4 フレンドショコラ(牝3、加藤幸保厩舎)も差はわずか。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔1・4・5・7(8点)
3連単(フォーメーション) 6→1・4・5・7→1・4・5・7 1・4・5・7→6→1・4・5・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)