笠松
2022年11月18日
トライアルでは負けられないウインハピネス「東海クラウン」(笠松競馬)
11月18日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「東海クラウン」(A級1組、笠松競馬場1900メートル)。
大みそか恒例の重賞・東海ゴールドカップのトライアル。もちろん主役は◎6 ウインハピネス(牡7、森山英雄厩舎)だ。昨年の東海ゴールドカップVの実力派は、前走・オータムカップをはじめ、今年参戦した重賞で4戦すべて銅メダルに留まる。しかしレベル高い広域交流重賞参戦が多く、前走も復帰戦をスライドするアクシデントがあり、ぶっつけ本番で臨んだマイナス要因もあった。ただ自己条件のレースでは3戦3勝。力と格の違いをまざまざと見せつけている。前走をひと叩きした効果があり、急仕上げで臨んだ前走より追い切り気配もアップ。大目標にする大みそかの大一番・東海ゴールドカップ連覇に向けて、負けられない一戦でもある。
ただ逆転候補も少なくない。一番の強敵は地元名古屋の10月・オープン特別でナムラマホーホを下した○7 ナムラアラシ(牡9、今津博之厩舎)。前走の地方全国交流重賞・東海菊花賞は見せ場なく終わったが、中央時に7勝を挙げ、オープンでバリバリに活躍した実績派だ。転入初戦を豪快なまくりで仕留めた加藤聡一騎手とのコンビが復活。決め脚勝負に持ち込んで逆転を狙う。
好調さ魅力は▲4 タイセイメガロス(牡5、後藤佑耶厩舎)。こちらは中央、南関東の強敵相手にもまれて今秋に転入。オータムカップこそ不発に終わったが、オープン特別では2連勝中。スムーズに流れに乗って好位で運べばオープン3連勝があっても驚けない。
中央から移籍2戦目で上積みが期待できる△3 ノーザンクリス(牡7、田口輝彦厩舎)の一発にも注意したい。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔3・4・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 6→3・4・7・8→3・4・7・8 3・4・7・8→6→3・4・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)