名古屋
2022年11月25日
相手に恵まれたエッシャー「トパーズオープン」(名古屋競馬)
11月25日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「トパーズオープン」(A級1組、名古屋競馬場1500メートル)。
2カ月ぶり実戦も、待望のタイトルホルダーに仲間入りした◎10 エッシャー(セン8、瀬戸口悟厩舎)を中心視だ。超短距離920メートル戦だったが前走のベイスプリントを直線鮮やかに差し切り、重賞初制覇に成功。1700メートル以上の距離では粘り甘く善戦止まりに終わるが、短距離戦の強さ、安定感は折り紙付きだ。前開催に地方全国交流重賞・東海菊花賞が開催された関係で弱メンのオープン特別。調教、追い切り気配はまずまずで、いきなり動けそうな態勢にある。重賞覇者の力とプライドの走りを披露したい。
東海菊花賞は好位キープも7着に終わった○2 ブンブンマル(牡4、川西毅厩舎)が素早い反撃をうかがう。前走は馬場の重たいインコースを走った影響が、失速につながったか。脚質的に1500メートルは距離不足だが、直線勝負に持ち込めば逆転は互角。
夏場からの押せ押せローテで前走後、ひと息入れたのが▲8 コンビーノ(牝3、竹下直人厩舎)。こちらももう少し距離がほしいところだが1500メートルの秋の鞍、ゴールド争覇と、レベル高い地方全国交流重賞ではともに馬券貢献。やはり高評価が欠かせない。
相手は強化されるがA級3連勝中と勢いに乗る△3 ヒロシゲウェーブ(セン6、今津博之厩舎)の上り詰める勢いも軽視できない。
実績ナンバーワンの△11 アドマイヤムテキ(牡9、角田輝也厩舎)の走りと内容も見逃せない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 10⇔2・3・8・11(8点)
3連単(フォーメーション) 10→2・3・8・11→2・3・8・11 2・3・8・11→10→2・3・8・11(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)