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前走僅差2着ロングビユウテイが巻き返す「ピヤシリ特別」（ばんえい帯広競馬）

12月3日（土）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ピヤシリ特別」（B1級-1組）が行われます。

B1級は激戦区ですが、特別戦よりも平場戦での方がその持ち味のスピードが生かせるタイプの馬が多く、特別戦では良績の少ないメンバーでの一戦です。A2級-1組・摩周湖特別2着コマサンタカラ、5着カネサスペシャル（牡8、村上慎一厩舎）、B1級-1組・トドワラ特別2着ロングビユウテイ、4着フナノダイヤモンド（牡7、長部幸光厩舎）の前走上位馬が有力です。馬場状態も週末の十勝地方は一時雨か雪の予報で、流れは速くなりそうです。

◎6 ロングビユウテイ（牝5、西弘美厩舎）695キロを本命に推します。前走のトドワラ特別では西謙一騎手の好騎乗もあり、スタートから先行勢に加わると障害は4番手で切り、直線は逃げるワンポイント、マルホンリョウダイと叩き合い、ゴール前では流石に脚色が鈍りましたが、最後まで止まらずに歩いて勝ったマルホンリョウダイとは1秒6の僅差2着に健闘しています。平場のスピード戦でも特別戦の重量にも対応できるのが最大の武器。今回は前走の勝ち馬が不在で巻き返してきそうです。

○9 コマサンタカラ（牡4、金田勇厩舎）705キロが対抗です。前走のA2級-1組混合・摩周湖特別ではマサタカラの4秒0差の2着。8月のB3級-5組での1着から前走の摩周湖特別2着までの8戦ですべて馬券絡みと好調の1頭です。レース当日は雪の予報ですが、馬場状態に左右されないのが強みの馬。軽めの馬場ならスピードで押し切れそうです。

▲7 シンエイジョッパリ（牝6、小林勝二厩舎）690キロが3番手です。好調馬揃いで同型の先行馬が多く、流れも厳しい一戦ですが、テンから押して行っても障害には自信をもった馬。前残りの期待がかかります。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　6→9・7・3・8（4点）
3連単（フォーメーション）　6→9→7・3・8（3点）

（文／小寺雄司）