レース展望・予想

岩手

2022年12月31日

ヴァケーションがJpnI戦線で培った地力発揮「桐花賞」(水沢競馬)

31日(土)水沢競馬メイン第9レースは大みそか恒例の「第46回桐花賞」(水沢競馬場2000メートル)。

◎11 ヴァケーション(牡5、畠山信一厩舎)は南関東A1から転入。2戦目にシアンモア記念を制し、JpnIホースが復活しました。以降も一條記念みちのく大賞典、マーキュリーカップJpnIIIでも各3着に健闘しました。夏は川崎遠征4着後、JpnIへ連続挑戦。善戦及びませんでしたが、一貫して王道を歩み続けました。1年を締めくくる桐花賞でナンバーワンを確定したいところでしょう。

○5 ノーブルサターン(牡8、板垣吉則厩舎)は中央ダート4勝、19年のマーキュリーカップJpnIII・2着。南関東移籍後は梅見月杯(名古屋)1勝のみにとどまりましたが、転入戦のトウケイニセイ記念を完勝。地力の違いを見せつけました。2000メートルへの延長は望むところ。重賞2連勝を狙います。

▲12 グランコージー(牡5、櫻田康二厩舎)は南関東A2から再転入。初戦のシアンモア記念で逃げて2着に粘りました。一條記念みちのく大賞典4着後、戦列離脱しましたが、復帰2戦目を快勝。トウケイニセイ記念は馬場も合わず5着でしたが、自分の競馬にして逃げ切りまで。

△4 ヤマショウブラック(牡6、小林俊彦厩舎)は北海道から通算5度目の岩手入り。初戦で3コーナーからまくりを披露して2着に突っ込みました。19年の桐花賞覇者。今の馬場を味方に再現あるか。

△6 セイヴァリアント(牡6、佐々木由則厩舎)は南関東A2から転入。連対を外したのは青藍賞4着のみ。安定度抜群です。

△3 リッジマン(牡9、千葉幸喜厩舎)はジャパンカップGIへ挑戦。ダートは2歳以来ですが、門別の新馬戦快勝なら問題なし。

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馬単 11→4 (ボックス) 11・5・12(7点)
3連単(フォーメーション) 5・11→4・5・11・12→4・5・6・11・12(18点)

(文/松尾康司)

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