名古屋
2022年12月07日
展開利見込めるコウエイスーシェフ「シクラメン特別」(名古屋競馬)
12月7日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「シクラメン特別」(A級2組、名古屋競馬場1500メートル)。
上位馬の評価差わずかだが、待望の当地初勝利を豪快な差し切りで仕留めた◎11 コウエイスーシェフ(セン7、今津博之厩舎)の勢いに魅力を感じる。トビが大きく小回りではコーナーでの動きがイマイチになって転入後、前走まで3、3、5着と勝ち切れずにいた。しかしそんなうっ憤を晴らすかのような前走の大外一気劇。環境や当地コースでのレース対応に徐々に慣れてきたようだ。脚質的に前走の1700メートルのように距離があった方がいいが、先行勢が多く、速い流れが予想され、差し馬向きのメンバー構成。しかもレースの流れに乗りやすい大外枠スタートもプラス材料。相手強化の一戦だが連勝に期待したい。
前走3着でもレベルの高いJRA条件交流戦で、価値十分は○3 メイショウシルト(牡4、角田輝也厩舎)。しかも好走パターンの先行策ではなく、不慣れな追い込みでの善戦。状態がいい裏返しと言える。地元勢の戦いに戻れば当然勝ち負けだ。
転入馬▲4 セカンドエフォート(牡9、今津勝之厩舎)の取捨もポイントになりそうだ。成績はイマイチだが、中央1勝クラスのダート短距離で何度も馬券貢献している実績派。やはり軽視できない。
折り合いがつきやすい1500メートルに距離が短縮した△5 コトブキハウンド(牡7、櫻井今朝利厩舎)も一撃が可能。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 11⇔3・4・5・7(8点)
3連単(フォーメーション) 11→3・4・5・7→3・4・5・7 3・4・5・7→11→3・4・5・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)