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闘争心燃やすベラジオボッキーニ「トータリゼータ杯」（園田競馬）

22日（木）の園田競馬メイン第11レースに「トータリゼータ杯」（B2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎6 ベラジオボッキーニ（牡3、坂本和也厩舎）は今年の3歳戦線を引っ張ってきた1頭。兵庫ダービー4着の後は休養に入っていたが、約6カ月ぶりの前走はまだ仕上げ途上の段階ながら、直線では力強く追い上げて3着に入った。前走を叩いたことで闘争本能に火が付いた印象で、動きは良化している。好位から突き抜けることを期待したい。

○2 ワールドタキオン（牡4、碇清次郎厩舎）は2走前の復帰初戦が勝ち馬から6秒6も離されて負けすぎた印象だったが、叩き2走目の前走は強烈な末脚がよみがえって鮮やかな差し切り勝ちだった。先行集団が飛ばして展開が向いた印象もあるが、もともと実力は高い馬。本来の状態に戻ったとみて良さそうだ。

▲4 ワンダーハート（牝4、木村健厩舎）の前走は強力な同型馬がいて持ち味の先行力を削がれてしまったが、それでも掲示板をキープした。今回は単騎逃げ、もしくは大外のラストトレビアンの出方によっては2番手になるかもしれないが、速いペースになることはなさそうで、前走より辛抱強く粘れるだろう。

☆5 ゴールドマイヤー（牡4、中塚猛厩舎）の前走は序盤のペースにうまく対応できず位置取りが後ろになり力を発揮できなかった。好位集団に取りつくことができれば巻き返しがありそうだ。

△3 ラリック（牡4、飯田良弘厩舎）はかつて園田で2戦2勝してJRAに戻ったが、今回再び兵庫に転入してきた。スパッと切れるタイプではないが、追ってしぶとく伸びてくる。B2編入で力関係は未知数だが、下原理騎手とのコンビで一発を警戒したい。

△9 ベラジオサキ（牝3、栗林徹治厩舎）は外傷明けで多少の割り引きが必要だが、展開が向けば差し込んでくる。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　6→2・4・5・3・9（5点）
3連単（1軸流し）　6→2・4・5・3・9（20点）

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）