笠松
2022年12月27日
決め脚自慢ファントムルージュ「ウインターアタック」(笠松競馬)
12月27日(火)の笠松競馬メイン第10レースは「ウインターアタック」(B級・C級・オープン、笠松競馬場1400メートル)。
将来のA級候補生がそろった企画レースでハイレベルなV争いが期待できるが、中心は決め脚鋭い◎8 ファントムルージュ(牝4、田口輝彦厩舎)。前走B級1組特別では移籍後の連勝がストップしたが、勝ち馬は連勝街道を歩むラブアンバジョ。直線でのマッチレースに敗れて、3馬身差2着も仕方なかったと分析できる。ただ転入戦を7馬身差圧勝。そして2走前のB級2組特選でも後方から一気に抜け出し、7馬身差の圧勝で仕留めた決め脚自慢は、中央1勝馬でもあり、今後の活躍が大いに期待される好素材。好調なライバルは多いが、セールスポイントの決め脚で改めてアピールしたい。
ただ強敵も多い。最大のライバルはひと叩きされた効果でさらなる前進が望める○11 ワンダフルライフ(牡5、森山英雄厩舎)。転入初戦の前走を好位から鮮やかに抜け出し、抜群の好時計をマーク。レベルの高い北海道での武者修行で蓄えた地力の証だった。叩き2走目の上昇もうかがえるだけに、当然高い評価が必要だ。
ともに手探り面のある転入戦だが、▲10 ナイスブロンディ(牝6、伊藤強一厩舎)、△1 ハーイ(牝5、笹野博司厩舎)はいきなり劇が可能。ともに戦歴上々で当地B級からのリスタートは編入条件利がありそうだ。実績や格ではハーイが上位も、移籍前のレース内容や好調さでナイスブロンディの方により魅力を感じる。
<おすすめの買い目>
馬単 8→1・9・10・11(4点)
3連単(1軸流し) 8→1・9・10・11(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)