笠松
2023年01月13日
アドマイヤムテキ10歳での勝利なるか「スノードロップオープン」(笠松競馬)
1月13日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「スノードロップオープン」(A級1組、笠松競馬場1400メートル)。
前走笠松のA級1組特別戦で2着◎1 アドマイヤムテキ(牡10、角田輝也厩舎)が再び出張戦に矛先を向けてきた。今年10歳の大台に突入したベテランだが、昨秋の復帰後、地元名古屋のA級1組特別戦・5着に当地での前走2着。変わらず上位シーンでも好勝負を演じて衰えを知らない。使われながらキレや粘りなどレース内容もアップし、上昇カーブを描いたなかで迎える復帰3戦目。距離も笠松グランプリで2着がある1400メートルに短縮。最終追い切りではラスト1ハロン、シャープに末脚を伸ばして気配絶好。昨年3月の当地1400メートルのA級1組から遠ざかる勝利を意識した笠松遠征と言えそうだ。
ライバルは同じ名古屋勢から○8 ヒロシゲウェーブ(セン7、今津博之厩舎)。昨秋からメキメキ力を蓄え、11月の笠松・東海クラウンを好位から直線鮮やかに抜け出してA級1組初勝利に成功。そして、前走の重賞・名古屋記念では0秒5差5着に健闘し、地力アップした姿を改めて示した。コンスタントに使われ連闘になるが、手ごろな相手に変わる笠松出張戦。当然、高い評価が欠かせない。
上記が強力な二強を形成するが、一角崩しをうかがうのが地元の2頭。
▲2 タイセイメガロス(牡6、後藤佑耶厩舎)は能力審査を経ての参戦も稽古の動き、内容が上々。
△5 ナリノクリスティー(牝6、加藤幸保厩舎)は得意の1400メートルに戻って反撃が望めそうだ。
穴は△9 オーケストラ(セン8、後藤佑耶厩舎)。手探り面ある転入戦だが、JRAや南関東での戦歴から底力上位の存在といえる。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔2・5・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・5・8・9→2・5・8・9 2・5・8・9→1→2・5・8・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)