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ムキズで初笑い「2023初夢賞」（園田競馬）

2日（振・月）の園田競馬メイン第11レースに「2023初夢賞」（AB級混合、園田競馬場1700メートル）が行われる。

◎10 ムキズ（牡6、有馬澄男厩舎）の前走はスタートで立ち遅れてしまったが、それでも強引にハナを奪いに行った分、結果的にゴール前で粘りを欠いてしまった。今回も同型のディアタイザンがいるために相手の出方が気になるところだが、外枠なら2番手に控えても大丈夫。むしろ年末開催の園田は内が深く、外枠に入ったのは好材料と捉えたい。先行力を信頼する。

○5 フラワーストリーム（セン8、田中一巧厩舎）は下原理騎手が騎乗するようになってから発馬が安定して、勝ちきれないまでも常に上位争いを続けている。理想は2走前のように内を通って脚をためる競馬だが、今の馬場状態なら外を回ることになりそう。それでも今の調子の良さを出せれば勝ち負けになる。

▲3 ナナカマドカ（牝7、田中範雄厩舎）は格上との対戦になるが、A2格付で53キロの斤量はいかにも有利。好位から運んで抜け出しを狙う。

☆4 ドリュウ（牡8、諏訪貴正厩舎）は短距離から中距離までいろいろな距離を試しているが、中距離のペースが一番合っているように思われる。今の馬場も適性が高そうで、そろそろ園田初勝利は近い。

△2 エイノスケ（牡5、土屋洋之厩舎）は北海道からの復帰当初は疲れを取るのに時間がかかった印象だが、それでも再転入初戦の前走はJRA遠征で僅差の競馬ができた。前走よりいい状態で出走できそうだ。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　10→5・3・4・2（4点）
3連単（1軸流し）　10→5・3・4・2（12点）

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）