兵庫
2023年01月17日
姫路巧者ヒロシゲサンライズが押し切る「寒風特別」(姫路競馬)
17日(火)の姫路競馬メイン第11レースに「寒風特別」(B1、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎8 ヒロシゲサンライズ(牡6、保利良平厩舎)は姫路5戦3勝、3着2回とコース巧者ぶりが光る1頭。前走は格上との混合で、初めての1230メートル戦と厳しい条件ながらコンマ4秒差に踏ん張った点は評価できる。その後も順調で、今回は姫路1400メートルを目標にしっかり調整されている。今回の相手ならマイペースに先行できるだろうし、主戦の吉村智洋騎手に戻って勝機を迎えた。
○5 ハギノアグレッシブ(セン8、大石省三厩舎)の前走は強敵がそろっていたが、それ以上にジャンプスタートで好位を奪えなかったことが大きな敗因だったとみる。このメンバーでは末脚の安定感が抜群。巻き返し必至だ。
▲2 タガノグランサム(牡6、新子雅司厩舎)はたたき2走目の前走で馬体こそ絞れなかったが、ゴール前の粘り強さを取り戻していた。姫路では不利とされる内枠を引いたが、2年前の姫路では内枠でも上位争いをしており、そこまで気にする必要はない。馬体がもうひと絞りできれば好走する確率は上がる。
☆6 ギユウ(牡4、盛本信春厩舎)は好メンバーがそろった前走で、内をうまく立ち回って2着馬からハナ差の3着に食い込んだ。転入後3戦しているが、前走のような脚をためて直線にかける競馬がベストのように思われる。前走の再現を狙いたい。
△3 ヴァイスリヒト(牡6、田中道夫厩舎)は昨年の姫路開幕日に行われたB2特別で後方から追い込んで2着に入っており、コース適性は高い。決め手勝負になると浮上する。
<おすすめの買い目>
馬単 8→5・2・6・3(4点)
3連単(1軸流し) 8→5・2・6・3(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)