名古屋
2023年01月20日
成長株コンビーノが連勝狙う「ガーネットオープン」(名古屋競馬)
1月20日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「ガーネットオープン」(A級1組、名古屋競馬場1500メートル)。
ハイレベル戦だが、着実に成長を遂げる◎6 コンビーノ(牝4、竹下直人厩舎)が中心だ。3歳秋シーンの岐阜金賞、秋の鞍で連続銀メダルを獲得した好素材は、一般格付け後も、ゴールド争覇3着に、前走はA級1組特別を初勝利。走るたびに経験を血や肉にして地力アップに成功する。もともとスタートに課題があったが、前走はサッと2番手につけ、絶好の手ごたえで早めに抜け出す新境地を開いた。結果はハナ差辛勝だったが、その後の重賞・名古屋記念でも好走したメイショウシルトとの競り合いを制し、勝負根性も光った走りだった。ゆったり間隔を空けられ、中間ムードも上々。当然、A級1組・2連勝へ期待が高まる。
ただ逆転候補も多い。強敵は叩き2走目で上昇が望める○9 ロジペルレスト(セン8、榎屋充厩舎)。中央ダート4勝がキラリと光る実績派だ。転入初戦は速い流れと、コンビーノに早めに交わされ4着に留まったが、ひと叩き効果で追い切り気配がアップ。前進必至だ。
重賞・名古屋記念で最後方から4着まで追い込んだ▲5 スズカゴウケツ(牡6、沖田明子厩舎)も有力なV候補。勝ち馬とのタイム差は0秒4で、むしろ直線でのシャープな伸びは際立っていた。スムーズに流れに乗って運べば直線一気も可能。
△7 ナムラマホーホ(牡6、藤ケ崎一人厩舎)は約2カ月ぶりの実戦がポイント。ひと叩きして調子を上げるタイプで評価を下げたが、重賞5勝の実力派。A級1組特別参戦とあって軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔1・5・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 6→1・5・7・9→1・5・7・9 1・5・7・9→6→1・5・7・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)