ばんえい
2023年02月12日
白菊賞2着スーパーチヨコが主役「黒ユリ賞」(ばんえい帯広競馬)
2月12日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第48回黒ユリ賞」(3歳牝馬)が行われます。
出走10頭すべて定量640キロで明け3歳最強牝馬を決定する重賞です。今シーズンは昨年のピュアリーナナセのような抜けた馬が不在で、どの馬にもチャンスがあります。馬場状態も今週末は微妙で雪の予報もあり、3歳牝馬戦だけに時計勝負の競馬になりそうです。
◎2 スーパーチヨコ(山本正彦厩舎)を本命に推します。ここまで12戦4勝、2着4回と好成績を残しています。牝馬オープンの白菊賞ではコーワクイーンのコンマ5秒の僅差2着でした。新馬戦から3連勝をしており、牝馬オープンのいちい賞でタカラヴェルベーヌから9秒6差の6着に敗れた以外、すべて掲示板内と堅実な走りを披露しています。馬体もデビュー時は880キロでしたが、前走では1020キロまで成長しています。
○7 タカラヴェルベーヌ(大友栄人厩舎)が対抗です。ここまで18戦3勝ですが、そのうちの1勝が牝馬オープンのいちい賞で、2着コーワクイーンに1秒0差を付けて優勝しています。新馬戦では1着タカシマフクマツに67秒9の大差をつけて圧勝し、その強さを見せつけた一戦でした。その後はすべて着外ですが、対戦相手が牡馬の強豪と敗因ははっきりしています。同世代牝馬の定量戦なら力の違いを見せつけてくれそうです。
▲4 リバティクイーン(坂本東一厩舎)が3番手です。通算4勝ですが、白菊賞はコーワクイーンから1秒3差の3着、いちい賞はタカラヴェルベーヌから1秒1差の3着と2戦ともに勝てないまでも健闘しています。嵌った時の切れ味は牝馬屈指のものを持っています。
<おすすめの買い目>
馬単 2→7・4・1・3(4点)
3連単(フォーメーション) 2→7→4・1・3(3点)
(文/小寺雄司)