名古屋
2023年02月28日
5戦5勝セブンカラーズが主役「スプリングカップ」(名古屋競馬)
2月28日(火)の名古屋競馬メイン第10レースは「第48回スプリングカップ」(3歳、名古屋競馬場1700メートル)。
南関東、高知から遠征馬2頭が参戦したレベルの高い地方全国交流だが、主役はもちろん、地元東海地区の3歳ナンバーワンの◎8 セブンカラーズ(牝、川西毅厩舎)。デビュー以来、無傷の5戦5勝を誇り、そのいずれもが2着馬に明確な着差をつけている飛び切りの好素材。前走の準重賞・梅桜賞では初めて控えるレースを試みながら早めの抜け出しで大差でブッ千切りV。スピードだけでなく、差しもこなせる新たな一面も披露してみせた。約3カ月ぶりだった前走をひと叩きして中間気配はさらにアップ。調教や追い切りを強化して前走以上のデキにある。交流重賞初Vで、さらに大きくアピールするか。
一番の強敵は高知の○7 デステージョ(牡、高知・打越勇児厩舎)。北海道在籍時に認定競走3勝の実績派は、昨年11月の兵庫ジュニアグランプリJpnIIでも堂々銅メダル獲得。実力は間違いなしの全国レベルだ。ワンクラス上の力の走りを見せつけるか。
▲10 リストン(牡、荒巻透厩舎)も北海道在籍時に2勝した地力派。転入後、2歳1組特別→新春ペガサスカップをともに快勝と、当地ではまだ底を見せていない。初対決になるセブンカラーズ相手にどんな走りができるか、興味が尽きない。
浦和の△4 サムタイムアゴー(牡、浦和・小久保智厩舎)も高評価が欠かせない。レベルの高い南関東でデビューから3連勝の離れ業を成し遂げた力の持ち主だ。重賞では入着が精一杯の近況も、高い地区レベルを考えれば東海重賞なら当然勝ち負けが可能。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔4・7・10・12(8点)
3連単(フォーメーション) 8→4・7・10・12→4・7・10・12 4・7・10・12→8→4・7・10・12(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)