ばんえい
2023年02月11日
混戦断つかジェイエース「如月特別」(ばんえい帯広競馬)
2月11日(祝・土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「如月特別」(A1級-1組)が行われます。
今開催から第2障害の固くなった砂を削り表面を柔らかくして、今まで以上に時計がかかるパワー重視のばんえい競馬になるように改良されています。その初日のメインレースは3連勝中の4歳ツガルノヒロイモノ(牡4、長部幸光厩舎)に、5歳マルホンリョウダイ、6歳ニセコヒカル、7歳ジェイエース、10歳マルミゴウカイなどの各世代の好調馬が揃い、難解な一戦となりました。
◎9 ジェイエース(牡7、平田義弘厩舎)755キロを本命に推します。先行力と障害力が自慢で今季4勝を挙げています。今回は道中速い流れが予想され、障害も厳しくなりそうで他馬が障害でモタ付いた時には持ち前の障害力が生きそうです。また大外のコースは過去に8度経験があり、2勝、2着1回、3着2回の好成績を残しています。
○2 マルホンリョウダイ(牡5、金田勇厩舎)750キロが対抗です。今季後半から力を付けてきた1頭です。天馬賞は4着と敗れていますが、1着サクラヒメの9秒3差なら健闘といえます。前走の5歳オープン・ダイヤモンドダスト賞では2番人気に支持されましたが、前半45秒のペースのなか先行して障害を1番手で仕掛けましたが、天板で止まり二の腰が入らず、1着マルモタイショウから離れた4番手での通過。直線もその差は詰まらず4着と敗れています。今回は相手も強化されていますが、流れが緩くなり自分の競馬ができれば巻き返しが期待できます。
▲3 マサタカラ(牡5、金田勇厩舎)750キロが3番手です。今回はツガルノヒロイモノ、アアモンドキーマンと先行馬が揃い、速い流れが予想されるだけに、先行馬がゴール前で失速した時には末脚自慢のマサタカラに出番がありそうです。
<おすすめの買い目>
馬単 9→2・3・7・5(4点)
3連単(フォーメーション) 9→2→3・7・5(3点)
(文/小寺雄司)