名古屋
2023年02月14日
セブンカラーズの相手探し「梅桜賞」(名古屋競馬)
2月14日(火)の名古屋競馬メイン第10レースは「梅桜賞」(3歳牝馬、名古屋競馬場1700メートル)。
厩舎期待の若駒たちがスタンバイする準重賞だが、熱視線を浴びるのは東海の2歳チャンピオン◎10 セブンカラーズ(川西毅厩舎)だ。デビューから無傷の4戦4勝を誇り、11月の重賞・ゴールドウィング賞ではセールスポイントの高い先行力で3馬身差快勝。東海の3歳シーンを断然トップでけん引する飛び切りの好素材だ。前走後、春からの三冠戦線を見据えて休養、充電に充て、2023年初戦は3カ月ぶりの実戦。当然目標は先で、追い切りメニューも軽めと仕上がり途上と言えそうだが、メンバーの大半は勝負付けが済んでいる相手。ワンクラス上のスピードと力の違いで絶好スタートを決めて、連勝を伸ばしてみせる。
ポイントはセブンカラーズの相手探し。脚質的に同タイプの先行タイプより、差し馬に食指が動く。新春の準重賞・若獅子盃を鮮やか差し切りで仕留めた○7 トリマゴクイーン(竹下直人厩舎)がその筆頭候補。ここまで2勝に対し、2着は4回と勝ち切れないが、きっちり末脚を伸ばす堅実駆けタイプだ。
笠松から出張する▲11 ヒロチャン(栗本陽一厩舎)も差はわずか。昨年暮れのライデンリーダー記念では道中掛かりながらアタマ差2着に食い込んだように地力十分。距離や初コースなど不安要素もあるが、折り合いがついてスムーズに運べば好勝負が可能だ。
強さとモロさが同居するが、破壊力のある差し脚を持つ△3 フラワーニシキ(錦見勇夫厩舎)も一発を秘める。
<おすすめの買い目>
馬単 10→3・6・7・11(4点)
3連単(1軸流し) 10→3・6・7・11(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)