名古屋
2023年02月15日
好条件揃うスターインパクト「河豚特別」(名古屋競馬)
2月15日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「河豚特別」(A級3組、名古屋競馬場1500メートル)。
激戦Vバトルだが、素早い巻き返しを期す◎8 スターインパクト(牡5、竹下太厩舎)を狙い撃ちだ。前走A級2組ではシンガリ大敗を喫したが、内の2枠スタートでの好発がハイペースの先行策を強いられ、さらに守備範囲を超えた実績ひと息の2000メートルの距離もあり、失速は必然だった。しかし一転して今回、距離は【3・2・4・5】と好成績を残す1500メートルに短縮。そして相手の出方をうかがいやすく、レースのしやすい外枠にも替わった。鮮やかな抜け出し劇で仕留めた2走前の再現でうっ憤を晴らしたい。
安定感で上回るのは○4 コウエイスーシェフ(セン8、今津博之厩舎)。コーナーで動きが鈍くなるため、勝ち切れないレースも少なくないが、昨年12月以降のA級特別4戦ではすべて馬券貢献。セールスポイントの差し脚は切れている。1700メートルの方が得意としているが、直線の追い比べに持ち込めばV五分。
待望の当地初勝利に機が熟すのは▲10 アオイスイセイ(セン6、川西毅厩舎)。使われるたびに確実に勝ち馬とのタイム差を縮め、前走A級4組は3着だったがタイム差なしの惜敗。戦歴的に1500メートルへの距離短縮は大きな上積み材料。移籍3戦目で名古屋初勝利の期待が高まる。
穴は△1 ファンキーゴールド(牡6、坂口義幸厩舎)。手探り面がある転入戦だが、昨今レベルが急上昇する高知からの移籍。昨秋復帰後は入着を果たしていないが、昨年前半戦は重賞戦線を歩んでいた実力派。いきなり大駆けがあっても驚けない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔1・3・4・10(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・3・4・10→1・3・4・10 1・3・4・10→8→1・3・4・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)