null

昇級でも魅力十分ゴールドスノー「さえずり特別」（名古屋競馬）

2月27日（月）の名古屋競馬メイン第10レースは「さえずり特別」（A級6組、名古屋競馬場1700メートル）。

勝ち負けレベルの馬が多く激戦バトルだが、軌道に乗ってきた好素材◎1 ゴールドスノー（牝4、塚田隆男厩舎）から狙いたい。JRA認定競走でのVキャリアなど2、3歳時に重賞戦線を歩んだ素質馬は一般格付け後、【3・2・1・1】と上々の成績を残し、待望のA級初戦を迎えた。前走B級2組特別では主導権を握った有利な展開もあったが5馬身差つけて完勝。改めて能力の高さがうかがえるレースでもあった。ポイントはもろ刃の剣になる最内1枠スタート。好発を決めれば前走のように優位に運ぶことができるが、一転、甘いスタートだと馬込みでもまれて不発に終わった5走前（B級6組・5着）のような消化不良のレースも考えられる。注文はつくが、好スタートを決めて流れに乗って運べば、昇級戦でも勝ち負けだ。

○9 クジラ（牡5、坂口義幸厩舎）の前走の勝ちっぷりも光った。流れに乗りやすい外枠スタートも好都合だったが好位外めで流れに乗り、早めの抜け出しで鮮やか5馬身差Vで仕留めた。引き続き距離は【2・2・0・3】と実績十分の1700メートル。再度の外枠もプラスに作用。こちらも昇級戦でも好勝負必至。

クラス慣れしてきた▲2 アイファーライオン（牡5、竹下太厩舎）もVをうかがう。昇級初戦の3走前こそ失速し6着に終わったが、最近2走はともに連続3着に粘っている。コレと言った強敵不在で引き続きの6組戦。もちろん馬券に欠かせない1頭。

3走前の騎手選抜競走以来のコンビ結成で1着再現を狙う△7 エディッタ（牝4、坂口義幸厩舎）に、しぶとい走りが持ち味の△3 テンペスタース（牡5、宇都英樹厩舎）もV圏内。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　1⇔2・3・7・9（8点）
3連単（フォーメーション）　1→2・3・7・9→2・3・7・9　2・3・7・9→1→2・3・7・9（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）