兵庫
2023年03月09日
上位混戦だがビナサクセス中心「飲んで応援!ひょうごの酪農賞」(姫路競馬)
9日(木)の姫路競馬メイン第11レースに「飲んで応援!ひょうごの酪農賞」(A1A2、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎11 ビナサクセス(牡5、柏原誠路厩舎)は2走前に兵庫ウインターカップを制したパールプレミアを差し切っており素質は重賞でも通用するものがある。直線で抜け出すとフワッとした面を見せるが、今回は主戦の下原理騎手に戻っており、馬の癖を十分に把握している。外枠も絶好で骨っぽい相手でも勝ち負けになる。
○7 ガンケン(牡7、新子雅司厩舎)の前走はスタートの遅れに尽きる。JRA時代を見ていても決してゲートは速くなく、今回もある程度後方からの競馬になりそうだ。それでも前走はしっかり最後に差を詰めてきたように実力は一級品。笹田知宏騎手も2度目の騎乗で馬の特徴を把握したことだろう。前進を期待したい。
▲3 ハナブサ(牡6、森澤友貴厩舎)は最内枠、負担重量58キロという不利な条件を克服して差し切った前走が着差以上に強い内容だった。相手は前走よりそろった印象だが、今回も前走と同条件で再現を狙うのみ。
☆12 コスモピオニール(牡6、高本友芳厩舎)の前走はハナブサと同じ位置から進めたが、直線でなかなか前が開かずに脚を余してしまった。今回は大外枠に入っておりスムーズにさばけそうだ。
△2 メディクス(牡7、盛本信春厩舎)は中央オープン、大井を経て兵庫へ移籍してきた。1200メートル前後の距離で走っていただけに1400メートルで折り合いが付くかどうかが鍵になるが、鞍上は百戦錬磨の田中学騎手を手配しており勝負気配がうかがえる。
△9 メイプルグレイト(牡8、大山寿文厩舎)も好相性の吉村智洋騎手が騎乗して復活を期す。前走は早めに抜け出したところを後続に差されたが、今回も積極的に前々で競馬をしてくるだろう。後続のマークが甘くなると一発がありそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単 11→7・3・12・2・9(5点)
3連単(1軸流し) 11→7・3・12・2・9(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)