レース展望・予想

金沢

2023年03月13日

追い切りの動き目立ったダイヤモンドライン「カイヤナイト特別」(金沢競馬)

3日連続開催で幕開けした2023シーズンの金沢競馬は、3月13日(月)に2日目を迎えます。頭数がそろっていて興味深いレースが多いですが、中でも第9レースの「カイヤナイト特別」(3歳A1組、金沢競馬場1500メートル)は、打倒ショウガタップリを目指す明け3歳馬が顔を並べ、今後の金沢3歳路線を占う上でも重要な一戦になります。

◎5 ダイヤモンドライン(牝、佐藤茂厩舎)は2歳重賞の兼六園ジュニアカップ、金沢ヤングチャンピオンと2着が続き、なかなか勝ち切れませんでしたが、昨終盤の2歳1組戦でエイシンメリダとのアタマ差の接戦を制して、待望の2勝目を飾りました。冬場は滋賀県の牧場へ放牧に出されて鍛え直され、2月中旬に帰厩。直前の追い切りの動きは目を引き、仕上がりは悪くありません。課題だった気性面に落ち着きがでればもっと走れてもいい逸材だけに、冬休み明け初戦から好勝負を演じて弾みをつけたいところです。

○1 ウォーゲーム(牡、加藤和義厩舎)は昨年末に北海道から金沢へ転入してきて、昨最終戦にエントリーしていましたが降雪のため開催中止となり、走ることは叶いませんでした。その後は大井へ移籍し、3歳条件戦で先行スピードを見せて3、4着と健闘していました。金沢に戻ってきたのは2月下旬で、追い切りでは直線一杯になりながらも好タイムで4ハロンを駆け抜けました。先月まで使われていたとあって仕上がり面は問題なく、最内枠からペースを握ることができれば際どい勝負に持ち込めそうです。

▲7 ピンクビジョン(牝、加藤和宏厩舎)は2歳重賞の兼六園ジュニアカップでダイヤモンドラインとクビ差の2着争いを演じており、力量差はそれほど感じません。距離が1700メートルに延びた金沢ヤングチャンピオンでは直線伸び切れず4着でしたが、1500メートルに戻るなら巻き返しが図れそうです。420キロ台の小柄な牝馬で仕上がりも早く、日程が詰まっていた昨年終盤に比べても追い切りの動きは上向いています。勝負どころからダイヤモンドラインに並びかけて直線の追い比べ勝負に持ち込めるなら勝ち負けまでもありそうです。

△3 ソルレベンテ(牝、中川雅之厩舎)は昨秋に名古屋から転入してきて金沢でまだ2走しかできておらず未知の魅力があります。冬場は小松温泉牧場へ放牧に出されたことで、しっかり追い切りをこなせるようになっており、名古屋で2連勝したスピードが発揮できるかもしれません。

△2 エムオージェネラル(牡、佐藤茂厩舎)は昨年末に笠松のライデンリーダー記念へ遠征し、直線大外一気の追い上げで5着に入着しました。ひと冬越えて2歳時よりも追い切りで時計が出るようになっており、成長した姿を示したいところです。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 5⇔1・7・3・2(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・7・3・2→1・7・3・2 1・7・3・2→5→1・7・3・2(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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