兵庫
2023年03月14日
条件有利タガノオボロが断然の中心「兵庫馬事畜産特別」(姫路競馬)
14日(火)の姫路競馬メイン第11レースに「兵庫馬事畜産特別」(B1、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎6 タガノオボロ(牝6、新子雅司厩舎)は2走前に現級勝ち。前走はゴール寸前で2頭に交わされて3着だったが、勝ち馬はJRA1勝クラスからの転入馬で、次走も勝利したように相手が強力だった。55キロを背負ってもスピードを発揮したことを評価したい。今回は少頭数で同型馬不在。54キロに戻っており条件はかなり恵まれた。死角はなさそうだ。
○7 ギユウ(牡4、盛本信春厩舎)は末脚が切れるタイプではないが、2走前のように競り合いになると滅法しぶとい。前走は園田金盃や新春賞など重賞で好走実績のあるクリノメガミエースに格の違いを見せつけられたが、今回は逃げ濃厚なタガノオボロをマークして運ぶ競馬になりそう。最後まで食らいつきたい。
▲3 スカイコップス(牡4、長南和宏厩舎)は末脚の切れ味が抜群。勝ちパターンを見る限りある程度速いペースで流れる展開が理想になるが、今回はスローペース必至。それでもうまく脚がたまればゴール前強襲のシーンがありそうだ。
☆5 ジェッティー(牡6、溝橋利喜夫厩舎)も末脚の切れ味で勝負するタイプで一発の可能性を秘めるが、B1では上位が強力で入着前後の競馬が続いている。園田の1230メートルに戻ってからが勝負になりそうだが、ここでも一角崩しを狙ってくるだろう。
△1 グリーナリー(牡6、高本友芳厩舎)は距離を一気に短縮してきたことが吉と出るか凶と出るか。コーナーで加速がつかないタイプだけに一変となると微妙だが、先行勢から離されずに追走できればB1での勝利実績がものをいいそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単 6→7・3・5・1(4点)
3連単(1軸流し) 6→7・3・5・1(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)