ばんえい
2023年04月22日
障害巧者トワトラナノココロの3連勝か「卯月特別」(ばんえい帯広競馬)
4月22日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「卯月特別」(A2級-1組)が行われます。
3歳イレネー記念や5歳スターライト特別、4、5歳混合のポプラ賞など各異なる路線からのメンバーによる特別戦です。どの馬にもチャンスがあり、確たる本命不在の難解なレース。今季の重い馬場状態を考量すると障害の巧拙が勝負を左右しそうです。
◎5 トワトラナノココロ(牡6、鈴木邦哉厩舎)660キロを本命に推します。昨シーズン最終戦のA2級-2・3組決勝戦を勝利し、2連勝中の快速馬。馬場が軽めの濡れた砂での先行逃げ切りが勝ちパターンですが、今の重い馬場と660キロの重量なら他馬が障害で苦戦した場合には持ち前の障害力で押し切れそうです。
○6 タカナミ(牡5、金山明彦厩舎)660キロが対抗です。前走は5歳オープンのスターライト特別でアルジャンノオーの4着と敗れていますが、着差は1秒7と僅差です。先行タイプのトワトラナノココロをどの位置でとらえられるかで勝ち負けが決まるほどの決め脚を持った馬。2走前のスピードスター賞は3着、前走のスターライト特別では障害は修正され、末脚の切れも良くなっています。障害に注文が付く馬ですが、いきなり本番の動きが良く、好結果が出ることが多くあります。
▲8 マサタカラ(牡5、金田勇厩舎)660キロが3番手です。A1格付けだった前走のポプラ賞では7着と敗れていますが、当時は時計勝負の競馬で差し届かずと敗因ははっきりしています。道中で息が入る流れでは障害も切れて直線20秒台の末脚が使える馬です。
<おすすめの買い目>
馬単 5→6・8・9・2(4点)
3連単(フォーメーション) 5→6→8・9・2(3点)
(文/小寺雄司)