岩手
2023年04月02日
新勢力の牡馬相手でも負けられないミニアチュール「スプリングカップ」(水沢競馬)
4月2日(日)、岩手競馬2023シーズン開幕を飾る水沢競馬メイン第11レースは重賞「第48回スプリングカップ」(3歳、水沢競馬場1600メートル)。
◎1 ミニアチュール(牝、佐藤祐司厩舎)は昨年12月、北海道2勝から転入後、あっさり3連勝を飾り、金杯、あやめ賞と重賞2連勝中。自他ともに認める明け3歳ナンバーワンの座に君臨しています。陣営は牡馬相手のクラシック路線を歩む構想を描いており、あやめ賞を使ってスプリングカップは予定どおりのステップ。新興勢力の動向が気になりますが、水沢1600メートルもすでに金杯圧勝で問題ないことを証明済み。三冠路線へまい進したいところでしょう。
○4 リッキーナイト(牡、板垣吉則厩舎)は昨年11月、北海道2着1回から転入。初戦は出遅れながらも5馬身差で完勝し、2戦目2着から3戦目も圧勝。3戦2勝の成績から南関東へ転籍して2戦とも着外。壁が厚かった印象でしたが、実績を残してきた岩手で反撃に転じます。
▲8 サンカプリス(牡、菅原勲厩舎)は浦和2戦1勝、2着1回から転入。初戦は2着止まりでしたが、プラス18キロの重め残りも敗因。姉が22年西日本ダービー馬スーパーバンタムと血統背景は文句なく、ひと叩きされて状態アップも確実です。
△2 キタノムホウ(牡、飯田弘道厩舎)は着外が新馬戦の芝のみ。ダートに替わって堅実さを発揮してきました。しかも今季初戦を快勝し、ひと冬を越して成長確かなことをアピールしました。
△9 スノーパトロール(牝、飯田弘道厩舎)は中央ダート2着1回。あやめ賞は4着でしたが、コース2度目で巻き返しに期待。
<おすすめの買い目>
馬単 1→4・8・2・9 4・8→1(6点)
3連単(フォーメーション) 1→2・4・8→2・3・4・8・9(12点)
(文/松尾康司)