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重賞勝ちリストンが貫録示すか「新緑賞」（笠松競馬）

4月5日（水）の笠松競馬メイン第11レースは「第49回新緑賞」（3歳、笠松競馬場1600メートル）。

実績上位の◎10 リストン（牡、荒巻透厩舎）がもちろん主役だ。前走・スプリングカップでは3着に終わったが、3歳タイトル戦線をけん引するセブンカラーズに真っ向勝負を挑んだためで、失速も仕方なかった。同馬不在だった2走前の新春ペガサスカップを2番手から鮮やかに抜け出したように、実績はワンクラス上。初の笠松出張戦になるが、セールスポイントの先行力はむしろ地元名古屋よりも馬場が軽く、小回りの当地の方が生きる絶好舞台。追い切りも動いて依然、好ムード。重賞2勝目へ、視界が広がる。

相手筆頭は名古屋から転厩初戦の○7 ミトノシャルマン（牡、笹野博司厩舎）。めきめきと力を蓄える上昇勢力で、2走前にはゴールドジュニアで銀メダル獲得、前走は古馬挑戦したA級5組特別でもしぶとい走りで3着入着を果たした。最終追い切りの気配こそいまいちだが、コース経験に実績もあり、高評価が欠かせない。

JRAから転入後、無傷の4連勝を飾る▲9 トーセンサブリナ（牝、後藤正義厩舎）にも注目。相手が強化された重賞初挑戦だが、脚質に自在性があって、決め脚を兼ね備えた好素材。流れに乗ってレースを進められれば、いきなりの大仕事も。

△5 ブレイブゾロ（牡、今津博之厩舎）は逃げるとしぶとい走りに定評がある。先制できるかがポイントだ。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　10→5・6・7・9（4点）
3連単（1軸流し）　10→5・6・7・9（12点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）