兵庫
2023年04月14日
距離短縮でイナズマテーラー差し切りなるか「穀雨特別」(園田競馬)
14日(金)の園田競馬メイン第11レースに「穀雨特別」(A2B1、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎1 イナズマテーラー(セン5、藤川純厩舎)の前走は勝ち馬が絶妙なペースで逃げて追い上げ届かず2着だったが、少し速いペースになったことで課題の折り合いを克服できており、上々の内容だった。掛かりやすい気性を考えると距離短縮はプラスで、主戦の田中学騎手に戻って差し切りを狙う。
○6 ペルチャン(牝5、新子雅司厩舎)は前走まさかの2桁着順で、兵庫転入後初めて着外に敗れたが、今回は得意の園田1230メートル戦に戻る。すんなり主導権を奪えば最後まで粘り切れる。
▲7 トリニティノット(牡5、野田忍厩舎)は末脚の切れ味ならここでもトップクラス。姫路ではもうひとつ振るわなかったが、6勝を挙げる最も得意な園田1230メートル戦で巻き返しを図る。
☆4 パー(牝4、松浦聡志厩舎)はペルチャンやディスケガウデーレなど先手を主張したい馬がいるために無理して先行争いに加わることはなさそうだが、この距離だと折り合いを心配せず運べる。流れにうまく乗れば逆転を狙える。
△9 ギユウ(牡4、盛本信春厩舎)は今回初めての1230メートルになるが、JRA時代にダート1200メートルで逃げ切っている実績がある。前走は道中掛かりぎみに進んでおり、距離短縮がプラスに出そうだ。相手は強力だが一発を期待したい。
△12 エイシンツーリング(牡4、森澤友貴厩舎)は間隔が空いているが、この条件を待って調整を進められた。2走前にはトリニティノットを差し切っており実力はここでも上位クラス。大外枠を克服できれば上位に食い込める。
<おすすめの買い目>
馬単 1→6・7・4・9・12(5点)
3連単(1軸流し) 1→6・7・4・9・12(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)