名古屋
2023年04月21日
距離延長向くアイファーライオン「鰆特別」(名古屋競馬)
4月21日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「鰆特別」(A級3組、名古屋競馬場1700メートル)。
確かな本命馬は不在。混戦ムードも距離不足の短距離戦でも結果を残した◎6 アイファーライオン(牡5、竹下太厩舎)から狙いたい。A級昇級後は7戦1勝とすんなりと勝てなくなったが、3走前のA級5組を早めに先頭に立って初勝利を飾り、前走2組では鋭く2着に突っ込んだ。走るたびにクラスに慣れ、着実に力を伸ばしているようだ。ゆったりレースが流れる1700メートル戦は【2・3・2・3】と好成績を残し、持ち前のしぶとい先行力が生きる舞台でもある。軸馬に一番ふさわしそうだ。
最大ライバルは実績上位の○3 スターインパクト(牡5、竹下太厩舎)。強さとモロさが同居するタイプだが、3走前のA級3組を勝ちきっているように流れに乗って運んだ時の走りは折り紙付き。前走から相手も弱化し、スムーズな先行が可能な有利なメンバー。当然勝ち負けだ。
転入馬▲7 リョウガ(セン6、伊藤勝己厩舎)の取捨もポイントの1つ。小回り適性など未知な面はあるが、中央2勝馬で、2走前には南関東B3特別を鮮やかに差し切った実力派。やはり軽視できない。
△10 ネオトリニティー(牝5、今津博之厩舎)も粘り込みが期待できる。距離克服が鍵になるが、注文通りに好走パターンの先制がかなうかだろう。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔3・7・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 6→3・7・8・10→3・7・8・10 3・7・8・10→6→3・7・8・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)